約 906,659 件
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2373.html
ヤダ、ちょっと主人公に嫉妬しちゃうわね……。 と思わせつつもやりすぎ感はなく心地よく2828しながら楽しめる作品だと想います。 今後も応援してまっす -- (名無しさん) 2009-11-12 06 28 09 天子好きなら、お薦めな作品ですね ただ、嫉妬の炎で世界が焼き尽くされかねないですがw -- (名無しさん) 2009-12-21 17 41 21 完結おめでと~ そして乙! -- (名無しさん) 2011-01-06 17 07 24 現代入りでは最高傑作だと思います 是非見てもらいたい作品ですね -- (名無しさん) 2014-04-09 22 51 03 これ非公開にされちゃったんですよね。 もう見られないのかな。 一時代を作った作品だけにさみしいですね。 -- (名無しさん) 2023-12-05 07 23 55 もう見られないだろうし、語る人も居なさそうですが記録として。 天子が一緒にファミレスに行ってオムライスを頼んだんだけど、あまりおいしくないと苦言を言うシーンがあった。 大量生産だからそんなもんだよ、という主人公。 いくらでもあるシーン設定なんだけど、なぜか覚えてる。 あと、主人公と天子が釣り堀に行くエピソードもあったな。 あまりにつれすぎるから餌なしでやったらてんで釣れなくなって、 でもこれが釣りってもんだよね、と語り合う。 この場面めっちゃ覚えてる。 こういう動画って大事な文化の一部だけど、消えると二度と再生できない。 投稿者の意向だってことはわかるんだけど、なんか惜しい気がする。 -- (名無しさん) 2023-12-05 08 04 47 大量生産のオムライスって… -- (名無しさん) 2024-03-11 23 35 50 懐かしいねえ 今でもたまに見返したくなって「ああもう見れないんだった」ってなる 五衰とかこれで初めて知ったし、これ以外では聞いたことない -- (名無しさん) 2024-08-22 00 54 00
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/534.html
魔理沙20 新ろだ768 「ハハッ、いみわかんねえー」 室内には相変わらず散乱する本とかゴミとかゴミとか。その中から本を一冊拾い上げ、 床に寝っ転がってなんとなく内容を眺めている昼下がり。ちなみにゴミって言うと魔理沙 がえらい怒るので言わない。口に出すときは収集物。これお約束。 読む、のではなく眺める。である。一応活字を読んではいるが、本を読むってのは内容 を飲み込めて初めて成立する気がするし。だから眺めて、相変わらず何書いてあんのかわ かんないなーと思いながらその作業を繰り返す。 まあ要するに暇な訳である。 魔理沙は机に座って何かやっている。時折唸り声やら椅子のぎしぎし鳴る音がするのだ からなんかの研究なんだろう。邪魔するのは不本意なので、こうして意味不明な書物を眺 めつつ暇をつぶすのである。 年頃の男女……というか恋人同士が一つ屋根の下に揃って互いにほぼ不干渉という現状。 一般的には結構おかしな光景なのだろうか。けれども普段というか成就する前からこんな 感じである。 無論会話が無い訳じゃなく、たまにふと思い出した事を呟いたり、それから会話に発展 したり。どっちかが茶を入れたり、外出したり。動きは少ないがある。 淡白ではあるが、俺はこの空気が気にいっているのでそれでよし。まあ甘えて欲しいっ て思いが無いと言えば嘘になるのだけれども、あんまり攻勢されると俺の心臓が持ちませ ん。だから現状不満なし。魔理沙の傍に居る事を許可されているだけで基本満たされるの である。我ながら安い。 「んー……」 魔理沙の唸り声が聞こえる。研究とかで詰まった時にはよく聞こえてくるが、微妙にイ ントネーションが違う。気になったので首をぐいんと向けてみた。 なるほど様子もいつもと違う。普段は椅子に身体を預けてぎいぎい揺らしたり、そのま ませもたれにどっぷり倒れ込んだり、またはペンを齧ったりが魔理沙のパターンである。 日頃からひそかに観察しているのでほぼすべてのパターンは把握している。 だが今日は首と一緒にその金髪をぐらんぐらん左右に揺らしていらっしゃる。 「何をされているので?」 「んー。何かな、耳の中がちょっと」 「虫でも入ったんじゃねいかね。例えばゴ、」 凄い速度で分厚い本が飛んで来た。寝っ転がった上に力を抜いて弛緩した状態だったの で避けられる筈もない。頭の付近にドゴッとか音を立てて本が着地。直撃したらどうなっ ていたか考えると普通に怖い。 「それ以上言ったら今度は当てるぜ」 「マジごめんなさい。でもこれ実話なんですがね。前に俺の友達が」 魔理沙が投擲モーションに入っている。ヤバイ目が本気だ。 普通の羽虫ならば光を当てれば寄ってくるが、奴さんの場合光を当てると奥に逃げ込ん じゃうという重要情報を伝えようとしたのに。 「はい止めます。白旗。降伏。当方に抗戦の意思無し」 そう言って読んでいた本を放り出して地面に大の字。犬の如く完全なる無防備状態にな ってみる。溜息混じりに本が下ろされたのを見てこちらも安堵のため息である。というか さっき投げたのも今投げようとしてたのも紅魔館のじゃないんですか魔理沙さん。 呟きは心中だけにとどめておいて。起き上がり、傍らのソファに身を預ける。このソフ ァ、廃品の山に埋もれていたのを俺が引っ張り出した。マーガトロイド邸で出た廃品を頂 いて来たとは魔理沙の談。出自の所為か普通にいいもので、俺が持ってたのより多分高級 品だコレ。 「それで、結局どうしたのでしょうね」 目線が大体同じになったところで、改めて聞き直す。そうすると魔理沙も思い出したの か再度首を揺らしながら小さく唸る。 「何か耳の調子が悪いんだ。こう中で音がするような……何か転がっているような……」 「本当に何か入ったんじゃねえの? 見せてみ見せてみ」 ちょいちょいと手招きをする。魔理沙がん、と小さく頷いて椅子から立ち上がっててく てく寄って来る。そんでそのまま俺の左横に座った。さてどんな様子かと魔理沙の耳を見 ようとする訳だが、魔理沙がもうワンアクション。身体を90度倒した。魔理沙の頭の先に は俺の膝である。ぼすんと音がした。 ……あれ? いや、普通横に座らね? そんで耳だけ出すんじゃね? 何で自然に膝枕の体勢になっ てんの? つうかポピュラーな認識とは男女の位置逆じゃね? 脳内でビーコンビーコン警鐘が鳴っているというか思考が速過ぎるような凍り付いたよ うな。ともかくそのまま完全に固まった。 「……どうかしたか?」 「――――ああ、ハイ。何でもないですよ、エエ」 「何だ? 見せろっていったのお前だろ?」 「アー、ソウデスネ。ジャアシツレイシマスネー」 情けない話ではあるが、恋人になった現在でも手をつなぐ程度の接触ですら事前に心で 相当の覚悟が居る俺である。だっていうのにいきなりこんなガッツリ接触したらどうなる かってオーバーフローである。いや嬉しいけどね。 ともかく固まっている訳にもいくまい。首を下げる、俺の膝の上に魔理沙の頭があった。 しかも体重の掛かり具合からしてこのお嬢さん完全に預けていらっしゃる。ああやわらか い。あったかい。のうがとけりゅ。 興奮すればいいのか赤面すればいいのか硬直すればいいのか歓喜すればいいのか、どれ かわからん。というか俺は今どんな顔をしているんだろう。 とか無駄なこと考えつつも、魔理沙の耳へのろのろと手を伸ばした。耳たぶをつまんだ 手の先が体温を捉えた事で背筋が何かぞくぞくするのを感じつつ、くいくいと軽く耳たぶ を引っ張る。光が入りやすい位置を探して耳の中を覗き込んだ。 「ふん、ほうほう」 「どうだ?」 「魔理沙、耳掃除する方?」 「それなりに、だな。思いだしたらやる程度か」 「はー。ぽつぽつへばりついてるのがあるやね、入口付近はそこまでじゃないが。とい うか押し込んだのかなコレ」 太ももら辺ががっつり好きな女の子の体温を捉えている。その事実は未だ俺の脳を何か 変な感じに侵してくれるのだが。慣れ親しんだ作業の兆しが見えた所為かちょっと冷静に なれたのは幸いか。そうでなくこんな接触状態続けてたら理性が本当に持たん。えろい事 に突入するまでもなく恥死する。 「違和感あんのは両方で?」 「いやこっちだけ」 「そーかい。じゃあ取っちまいましょう」 「いや取るってお前」 ソファの上に放り投げてあった自前の鞄を引っ張り寄せて、中を漁る。布で巻いた包み を取り出して、鞄をどける。あとちり紙も数枚用意。包み、というより道具入れを広げた。 中には数本の竹の棒……というか何て事は無い。ただの耳かきである。 「おお、用意が良いな」 「ちなみに自前の削り出し」 「マジかよ」 「マジです。好きもんの実力を教えてやろう。ついでにほかのも取っちまうかねー」 開いた道具入れから数本耳かきを引き抜いて傍らに置く。耳たぶをくいくい、次いで耳 全体をほぐす。加減はいつもより弱めで。反応を窺いつつ続行する、手でつかんでいる部 分がほんの少し暖かくなってきた気がする。頃合いだろうか。 「……むう。上手いもんだな」 「好きもんだと言ったでしょうよ」 「で、気持ちいいのはいいんだが、なんかすっごくむずむずしてきた」 「まあ辛抱しなさいな、直ぐに解消して差し上げますからさ」 もういいだろう。 という事で耳を揉むのは終了。横から耳かきを一本取り上げる。普段自分で使うものよ りも先が細いヤツ。改めて間近でまじまじと見た魔理沙の耳は思いのほか小さかった。だ からこれでちょうどいいだろう。 「一応気を付けるけど、魔理沙さんのお耳の加減はわからないので。異常の際はただちに 訴えるよう」 「わ、わかったから……速くしてくれ……お、奥のむずむずが何か半端無い……」 「へいへい。とりあえず動くなよ」 若干震えがちな返答が可愛らしくて思わず口元が綻んだ。とはいえ指先は緩める訳にい くまい。下手をしたら大惨事であるのだから。 そこらを心中で再確認しつつ、魔理沙の耳に耳かきを差し入れた。力加減は少し弱めで、 手近なのに薄く湾曲した匙の先端を向かわせる。 「……っ、く、くすぐったいな……」 耳壁にかるく匙を押し当てて、匙の先端を垢に引っ掛けて、軽く力を入れて剥がす。剥 がれたら匙の上に垢をキープしつつ引き寄せて耳の外へ出して、ちり紙の上へ。 匙が空になったみみかきを再度耳の中へ。次の獲物に向かう前に、さっき取った付近へ 匙を向けて。耳垢がへばりついていた周囲を軽くさりさりと撫でるように掻く。でかいの を取っても細かいカスはまだ残っているので、それを掻き集めるように。 「…………ん……ぅ……あー、これ、いいかも……」 欲張り過ぎるとよくないので、匙の状況を見計らって耳かきを引き上げる。カスを捨て たらもう一回中へ、さりさり撫でて、綺麗になった事を確認して次の垢へ。作業自体は同 様だ。ただ耳の穴ってのは平坦では無いので、場所場所で掻き方に注意する。曲がりくね ったところは死角が多いので慎重に。でも掻き残しが無いように丹念に。 指先に伝わるカリカリした感触を頼りに掘り進める。俺の感として、敏感――迂闊に触 ったら痛みを伴う深度まではもう少しくらいか。そこら辺注意しつつ、耳かいの匙で垢を カリカリ剥がして、壁をさりさり撫で続ける。 「……ぁ、ぅ……ふぁ」 指先に違和感と引っかかり。なかなか頑固にくっついているのがいらっしゃる様だ。固 まっている奴を軽く掻いてみる。それまえと違ってカリカリとした感じが強い。 頑固さんは個人的に濡らしてから攻めたいところではあるが、ローションとかまでは流 石に用意して無い。というかコンビニとか薬局とか無いから用意のしようがない。 ……いや待て。そういえば永遠亭があった。今度頼んでみようか。とすると綿棒代わり の物も用意せねばなるまい。さて綿棒は自作か委託かどちらが安上がりかつ高性能だろう かとか考えつつ、指先の作業を続行する。 何にせよ今は現状の装備で打破するしかあるまい。具体的に言うと耳かき三本。とはい えそれらはあくまで自分用に作ったものなので、このお嬢さんの耳を責め……じゃなかっ た。攻めるのに都合がいいのはいちばん細い一本のみである。 強さが一定を超えないように注意しつつ、かしかしかしと、連続断続的に耳かきをぐら いんど。要は引っかかりさえあればいい。端っこを目安に何度も何度も。 「……ぁー」 勝った。垢の端に匙の先端が食い込んだ。一気に剥ぐと痛いかもしれないので慎重に剥 がす。剥がし終え、耳かきをそろそろりと取り出す。飴色の塊をちり紙の上に投下。なか なか手ごわかった。ぺり、なんて音とかしてたかもしれない。 「魔理沙ー」 「………………んー……?」 これから奥やるから動くなよと注意しようと思い、声をかける。が、いやに返事が鈍い。 何事かと見たら瞼が既に半開きだった。眼もとろんとしていてどう見ても寝る前である。 耳の穴ばっか見ていたので全然気がつかなかった。思いのほかお気に召してくれたらしい。 「あらら。まあいいか、うごくなよー」 その様子に苦笑しつつ、一応声だけかけておいた。んーい、と生返事が返ってきたとこ ろで改めて作業再開といきましょうか。 さて、奥地である。妖怪は知らんが、人間は基本痛みに臆病なので痛いところは本能が 避ける。なもんで耳掃除しても一定以上奥はやらなかったりするものだ。つっても耳には 自浄作用があるんで、耳垢ってぶっちゃけほっといても問題ない。 とはいえ何事にも例外はある。明らかに自浄作用の域を超えるまで育ってしまった輩は 人力で排除せねばなるまい。それにかゆいもんはかゆいのだ。そういう輩にもご退出願お う。それに飴耳の人は固まったのが詰まったりして聞こえにくくなったりする事もあるら しいし。何、上手くかつやりすぎなければ問題ない。たぶんだけど。 さてここら辺からだろうか。さっきよりも柔らかく、匙の先端を耳壁に沿わせる。ほと んど触れるか触れないか位の感じだ。瞬間、膝の上にある魔理沙の身体がぴくんと反応し た。思ったとおりここら辺から敏感になっているらしい。 さて、こっから先は本当に注意しないと快感どころかトラウマレベルの激痛である。何 故解るかって俺は既に二桁を超えるトラウマを経験しているからだ。恋人にそんなトラウ マ負わせてしまったらその事自体が俺のトラウマになってしまう。 なのであくまでそーっとそーっと。さっきまでがほじほじかりかりならば、今度からそ りそりすいすいである。やばい、俺今相当バカっぽいこと考えてる。 「ぁ……ぁ、ぁ……ぅ…………」 奥になると慎重にやらんととまずいってのに、それにしては意外と頑固者が多い。厄介 な事である。垢の表面をさわさわ、かつしつこく撫でて、そして引っかかっても焦らない。 そこから更にゆっくりゆっくり、何度も何度も匙を引いて少しずつ少しずつ剥がす。元々 細い耳かきを使っているので、必然匙も小さくなる。だから欲張らずにこまめに回収物を 投棄に戻る。そんな感じでじっくりじっくり掘り進める。 いい加減視界も利かない深度である。なので頼りになるのは指先の感覚だ。垢に到達し たら、周囲を撫でて形状と状況を把握して的確に攻め剥がす。そんな風に続けていく。 「…………んっ」 魔理沙が声を上げたのと、指先の手応えが今までと違うので手を止めた。なにや格が違 う感じがする。コイツが元凶だろう。たぶん。軽く周囲を探ってみる。思ったとおり、他 に比べて大きい。おまけに形も奇異ときたもんだ。 さてどうするかって、別に今までどおりである。匙から伝わる感覚で全容を把握して、 とっかかりを探して垢の上を匙で撫でるように這い回らせる。 「ぅ……っ……ぅぁ」 ここらかな、と辺りと覚悟を付けて、そろりそろりと匙を引き寄せ始める。ひっかかり の反応は無い。なのであるまで続ける。数十回ほど続けて、ようやく良い反応があった。 この機を逃すまいと攻略開始である。つっても焦ったら負けるのであくまで慎重にだが。 そんな風に数か所ほど同様にへばりついている部分を剥がし終えて、安定する場所を探 す。確保。さてゆっくりゆっくり……引き寄せる、何か今までより大きいものが動いてい る感覚。 「ぅぁー………………」 ざらっとした感覚と共に、今までよりははるかに大きい飴色の塊が引っ張り出された。 光を受けて微妙に煌めいている。しげしげ眺めつつ、こりゃ自然発生というより掃除の時 に奥に押しやられたのが月日を経て固まったりでもしたのだろうか。とか推測だしてみる。 もう一度耳かきを入れて、大物の周囲の残りカスを撫で取った。ここで耳かきを持ち返 る。でも匙の方は使わない。今まで使っていた奴には梵天が付いていないのである。梵天 付きをくるんと逆手に持ち替えて、耳にそっと差し入れた。くるくると緩急を付けながら 回して、奥へ入れて、回して、引き戻す。 最後に耳の中をもう一度じっくり眺める。やり遂げた事を確認して自己満足げにうむ、 とか言ってみたりする。 「魔理沙ー、違和感は消えましたかねー?」 「…………」 反応が無い。 「反対どうするよー?」 ハイ反応なし。微かに上下する身体と、こぼれる小さな吐息。何時の間にか寝入ってら っしゃる。若干散らばった金色の髪に手を当ててくしゃくしゃ撫でてみたりする。 漏れる吐息に僅かな変調はあったが、それでも起きる気配はまるで無し。しょうがない のでそのままにする事にした。それにしても、何というか、ずいぶん間の抜けた寝顔であ る。あえていうならすやすやでなくすかーである。放心しきっているとでも言おうか。ち なみに魔理沙の口元からよだれがでろーんとなっているが、これはご褒美だから問題ない。 頭を撫で続ける。さらさらした手触りが心地いい。これくらいはやらせてもらっても文 句あるまい。魔理沙がちょっとくすぐったそうに身を捩った。動物じみたその挙動が思い のほか可愛くて口元が自然と緩む。 さて暇だから子守唄でも歌ってやろうかとか考えて、一曲も知らない事に気が付いた。 数日後。 ソファーに座っていたら魔理沙がスライディング気味に膝の上に飛び込んできた。何事 かと見下ろして、膝の上に乗った魔理沙と目がバッチリ合った。金色の瞳がくりくり動い てこちらに期待の眼差しを向けている。 「…………ダメー」 「えー!」 「両方この前やったばっかでしょうが。やりすぎると酷い事になるのです。だから当分耳 掃除はなーし」 「なんだよぉ……ケチなやつだぜ」 「はいはい」 口を尖らせてぶーぶー文句を言うお嬢さんに、一度やりすぎがどういう惨状を招くのか じっくり講義してあげたい衝動に駆られる。大変なんだぞ、汁とか血とか。おまけに凄ま じく痒いのに掻いたら目に見えて悪化するというあの地獄のようなジレンマ。 「ちなみに我慢できずに自分でやる子にはしてあげません」 「な、そんな横暴な!!」 「だって頻繁にやるんなら俺が改めてやる意味無いでしょう」 「そりゃまあそうだがー、いいじゃないかちょっとくらいー」 膝の上でぐりぐり頭を押しつけるように転がる。どうにもくすぐったい。しばらくそん な風に抗議を続けていたが、やがて諦めたのか動きを止める。 「ちぇ……わかったよ。じゃあこれだけでいいや」 ぐいぐいと頭を動かした後、満足いく位置を見つけたのか。かかる重さが増した。 「ちょ、寝る気かよ」 「これを拒む理由はないはずだぜー」 「まあそうだけども」 「んー」 髪を撫でると目を細めて声を上げる魔理沙。デレに入った猫っぽい仕草である。それか ら特に会話も無く、時間が流れていった。しばらく頭を撫で続けていたら寝息が聞こえて きた。寝入ったらしい。寝顔を眺めてやわらかな頬をつんつん突いたりして見る。 さて、まあ確かにあまり間を置かずにやると耳によろしくないというのも立派な理由な のだが。 もうちょい言うと道具が揃っていないのである。今持っている掻き棒は自分用なのだ。 魔理沙にやるならもうちょい細いのが数本欲しい。そっちは今ナイフを動かして試行錯誤 中なのだ。依頼したローションとかもまだ手元に無い。 無防備というか可愛らしさを覚える間抜けっぷりで眠る魔理沙を見下ろしつつ、笑う。 たぶん今俺はにやーとかそんな感じで笑っているに違いない。 集め終えたら改めて、徹底的にやってやろう。 ―――――――――――――――――――――― 私もやってやると意気揚々耳かきを振り下ろした魔理沙に鼓膜を貫かれたりもしましたが、 俺は元気です。 新ろだ830 「めっきり寒くなってきたな」 「そうでございますね」 「全く、外出するのが億劫になるぜ」 「その割に昨日無かった筈の本の山が増えているのでせうが」 「あっはっはっは」 たぶん誤魔化しているつもりなのだろう。魔理沙がからからと笑っている。紅魔館の図 書館から”借りて”きた本の山を見やりつつ、それでもその行動に魔理沙らしさを感じて 少々口元が緩む。魔理沙は見てて楽しいから困る。眼が放せやしない。 「時に魔理沙さん」 「ん?」 「この家ってさ。暖房器具とか無いのでしょうか」 「炬燵とストーブは多分あの辺に埋まってると思うぜ」 「……そんなんでよく冬が越せたあねえ」 「何を言ってるんだ。そんなもの使わなくても私にはミニ八卦炉がある」 「ですよねー。じゃあ何でミニ八卦炉を使わないんでしょう」 「そりゃあ勿論使う必要が無いからだろう」 「いや気温的に今こそ働くべきじゃねーでしょーか」 「馬鹿だなあ寒かったら使わなきゃいけないが、現に寒くないんだから使う必要は無いだろう?」 「えー……うん…………ソウナノカナー……?」 何か妙な口調になってしまった。魔理沙の方はこっちを論破したと思ったのだろう、ふ ふんと何やら得意げな呟きが聞こえてくる。 見えないが多分得意げに笑っているのだろう。今の体勢では魔理沙の後ろ頭しか見えな いので表情までは窺い知れないのだ。 前――脚の間に魔理沙が座っていて、それをまるで後ろから抱くというか囲む感じ。そ して毛布に二人まとめてくるまっている状態である。そりゃあ寒くは無い。人間二人が密 着してるんだから。毛布もあるし。 「でもこれ分離したら寒くなるんじゃありません?」 「ん? ずっとこうしていればいいだけだろ?」 軽く振り向いた魔理沙が、金の瞳をくりくりさせながら当たり前のことを的に言ってく る。思わずそうですねーと返事してしまう。しまった、こんな筈じゃなかったのに。 それからしばらくそのまま無音で時間が経過する。魔理沙の方は手元の魔導書を読んで いるらしい。しかしながらこっちはする事が無い。 魔理沙の髪でも弄ろうかと思ったが、手を上げかけて止めた。ただでさえ体温とか匂い とか、こっちの脳を刺激してくる要素が普段より増し増しな現状、それは色々と拙い。 とりあえず円周率を黙々と数え続ける事にした。去れマーラよ。俺は悟りを開く。 「…………お前は普段から色々と奇天烈な事を私に言ったり要求してくるよな」 「紳士的と言ってください」 「でも実際に行動には移さない」 「……………………あー」 「アリスに聞いたぞ」 「お前みたいなのをヘタレと言うらしいな」 あのマーガトロイド、俺の魔理沙になんてワードを吹き込んでくれたんだ。と憤慨しつ つも何かこう胸の中心にブロートソードを突き刺された感じになる。マンガだったら間違 いなくガフッとか言って口から血を吐いているだろう。 どう返答したものかとただでさえ処理速度に何のある脳みそをギュインギュイン回して 思考を働かせる。ふいに魔理沙がさっきよりも身を寄せてくる。髪の毛が顔や首筋に触れ てちょっとくすぐったい、同時に匂いが強くなって脳が一瞬処理落ち仕掛けた。 「こ、ここまでやって、反応なしってのは、な。どうかと思うんだ私は……!」 よく見たら耳が真っ赤だった。顔も赤いんだろうなあ。 「もしかして恥ずかしかったのですかい」 「……あ、ああっ、当たり前、だろう」 これはあれか。いわゆる据え膳食わぬは何とやらなのでしょうか。 「えーと、つまるところ、何だろうな、やっちゃっていいの?」 「………………」 沈黙は肯定。まさか文章でしか見た事の無い光景にでくわそうとは。ともあれもう駄目 だ。これは完全に退けやしない。ならば前進あるのみか。脳――というか理性さんはとう の昔にご臨終ですが何か。 持て余していた両手を魔理沙の脇を通して前に出す。こっちの手が身体に触れた途端に、 えらく大げさに魔理沙の身体がびくんと跳ねた。何だかんだ言って緊張しているらしい。 前に持って行った手をそのまま閉じて、抱き締める。ちょっと強め。それから髪に思い っきり顔を埋める。ばさって音はたぶん魔導書を取り落とした音だろうか。 そのまま腕に込めた力をもうちょっとだけ強める。腕の中にある温もりを更に強く確か に実感できるように。 そして―― 「ご馳走様でした」 体勢はそのままに、それだけ言って腕の力を緩めて、身体の力を抜いてへにゃりと弛緩 する。魔理沙にもたれかかる格好だ。 「…………………………え、ちょっと待て!? それだけか! 普段あれこれ言っておい てそれだけか!?」 「うん」 「爽やかに答えるなあ――!!」 があーと吠えながら勢いよく魔理沙が立ち上がる。当然こっちは体勢を崩して後ろにぶ っ倒れた。 「このっ! このへたれ! ドへたれ!! 私がどんだけ、このこのこの――!!」 何時の間にか持ってきた箒でバッシンバッシン殴って来るので床をごろごろ転がって回 避する。まあそんな物が続く筈もないので、適当な所で本格的に逃走する事にした。 まあ相手が八卦炉出してきたら、そら本気になるよね。そんな訳で最愛の人の温もりと さようならして冬の寒空へと飛び出して行った、とある昼下がり。 「ふぇ――――っぷし!!!!」 「風邪だな。見事に風邪だ」 「さすがに冬季に滝業はマズかったか……」 「何をしてるんだこのバカ」 「最大の敵って、自分の中に居るよね」 「意味が解らん……まあいい、魔理沙さんは優しいからな、すでに薬を調達済みだぜ」 「おお永遠亭印。それならば直ぐ………………あのー」 「ん?」 「それ、」 「残念ながら飲み薬の類は品切れだったらしくてなー? これしかなかったらしくて なー? いやー遺憾何だがなー?」 「ちょっとタンマタンマ待ていや待って下さいお願いします! それどうみても座、」 「乙女の怒りを思い知れー!!!」 危なかった。 新ろだ836 11月11日。ポッキー&プリッツの日。何故そうかと問われれば。それは1がポッキーっぽ く見え、かつそれが四つも並んでいるという至極単純な理由である。 一見すると普通のお菓子の日であるが、ポッキーというモノにはちょいとしたゲーム的 な食い方がある。 ポッキーゲーム。二人が向かい合った状態でポッキーのそれぞれの端を口にし、互いに 食べ進んでいくというお前ほんとうにゲームかというくらいシンプルなゲームである。 ちなみに先に口を離した方が負け。つっても途中で口を離すような相手とは罰ゲームで もない限りやらんだろう。まあ要するにそういうイチャ系のゲームである。 とまあそういう風なモンがあるので、ポッキーの日となるとそういう流れに発展しやす いのである。 というかこれ外の記念日なのに何で幻想郷でこうも広まってるんだろう。まあいいか。 幻想郷は突拍子の無さに定評があるし。深く考えたらキリが無い。あとめんどい。 とまあ色々置いといて、11月11日。 霧雨邸。 スパァァァン! と甲高い音を立ててテーブルの上に箱が二つ叩きつけられる。二つと も件のポッキーの箱である。種類は違うが。顔だけ上げて前を見やると、魔理沙も腕を振 り下ろした姿勢のまま顔を上げていた。魔理沙の目は完全に据わっている。本気と書いて マジと読むとか言いだしそうな雰囲気だった。 「やってきてしまいました」 「そう、今日は11月11日だ」 「――ふ、覚悟はよろしいので」 「当然だぜ」 「では」 「「いざ尋常に、勝負ッッッ!!!!」」 キュバッとか音を立てつつ、俺と魔理沙はそれぞれ一歩後退。右手を後ろに引いて左手 で右手を相手が見えないように覆い隠す。 「私が勝ったら! ポッキーゲームとやらを普通にやってもらう!! それも今日の宴会の席でな!!!」 「馬鹿な!? そんな事をすれば自分も相当恥ずかしいんだぞ!? わかっているのか!?」 「はっはっは! いい加減やられっぱなしは御免なのだぜ!!」 「自らのダメージも度外視した捨て身の特攻も辞さぬとは……霧雨魔理沙嬢、本当に本気 の様だな……!」 魔理沙の覚悟を目の当たりにした事で、不覚にも身体がぐらついた。衆人監修の中でポ ッキーゲームなんて恥ずかしいとかそういうレベルじゃない。思わず額から汗が一筋伝う。 向かいでは魔理沙が不敵に笑っている――様に見えるが、魔理沙もまた一筋滴を垂らして いた。あと顔はまだほんのり赤い程度だが、耳は既に臨界レベルの赤っぷりである。もう 想定しているだけで恥ずかしいらしい。 「ふっふっふ。私は何時だって本気だぜ……? さあ、羞恥に打ち震えて縮こまるがいい。 普段私の乙女心を弄んだ償いをする時が来たようだな……!!」 「一見完璧に見えるその作戦だが、最大にして決定的な穴がある。それは俺が勝てば何も 問題は無いという事だッ!!」 「くっ……!」 「という訳で! 俺が勝ったらこの『つぶつぶりんごヨーグルトポッキー』を食べてもら う! ただし噛む事は許可しない! 延々と舐めてふやかしてべちょべちょになって困り 顔とかそういう方向でお願いします!!!」 「相変わらずわからん! お前の感性は本当にさっぱりわからん! わからんが何か変態 的だという事はわかる!! やってたまるかそんなもの――っ!!」 「フゥハァーハハハ!! 紳士的と言いたまえよ!!」 魔理沙が腕はそのままにそれでも身体だけをぐわーっと捻って天を仰ぎながら絶叫した。 その隙にこちらは体勢を整え直し、呼吸を落ち着ける。ちなみに俺は別に『つぶつぶりん ごヨーグルトポッキー』が好きな訳じゃない。選んだ理由はただ一つ。色が白いから。 「だがこっちもまた私が勝てばいいだけの話……! さあ、いくぜ……!!」 「ああ、そうだな、此処から先は――この拳で決めるのみ」 互いに右拳を後ろへ引き絞る様に回し、そして踏みしめている足に力を込める。じりじ りと間合いとタイミングをはかりつつ、そして二人ほぼ同時に腹の底から声を出して絶叫 する。 「うおおおおお!!!!」 「いくぞおおおおおお!!!」 身体だけではなく心も前へと出るような勢いで、限界まで引き絞った右の拳をいざ相手 へと突き出す! 「「さいしょーはグーッッッ!!!」」 ビシィィィと出された手は互いに堅く堅く握ったグーの拳。そして突き出したのと同時 ――いやそれ以上の速度で再度右拳を後方へと引き絞る。 「じゃああああん――――!!」 「けえええええん――――!!」 魔理沙の活動的な性格からして最初はチョキかいや強かな魔理沙の事だ俺がそれを読ん だことを想定しているかもしれないならばこちらはチョキを出すのか!? いやそれすら 読まれている可能性もある――しかし時は既に勝負の瞬間、決着まではもう一瞬あるかな いかだ。ええいままよ! 俺は自分を信じるぜ!! 三通りの手の中から、咄嗟に脳裏に 浮かんだモノを指で形作り、いざ決着ッ。 「「ぽんッ!!!!!」」 どっちが勝ったかはご想像にお任せします。 新ろだ882 毎度お馴染み博麗神社での宴会。 俺は酒は結構いけるほうだが、妖怪連中にはかなうはずも無い。所詮人間である。 だがどうやら愛しのお姫様はそんなこと気にもせず(考えもせず、か?)煽られるまま……いや、寧ろ煽りながらぐびぐび飲んでいらっしゃった。 今日も酩酊して俺がおんぶして帰ることになるのだろう。まぁ、役得である。 そんな訳で俺は際限なく飲みまくる訳にはいかない。 別にベロベロに酔うこと自体は構わないのだが、そうなると魔理沙を持って帰れない。ただでさえ会場として負担をかけている霊夢に泥酔者二名の世話を押しつけるのは如何なものか。 ……まぁ、放置される気もするが、それはそれで情けない。 ――大広間に酒気が満ちてきた。臭いというのは不思議な物で、自身が匂っていれば全く気にならないのに、そうでなければ妙に気になるのだ。 即ち、自分も飲みたくなってきた。 だが酔う訳にはいかない。俺は酒気から逃れるように自分用のお猪口を持って縁側に移動した。 「……寒っ」 秋も終わりかけ、冬に差し掛かった夜の風は酔いを覚ますのに丁度いいという温度を軽くオーバーしていた。 まぁ、あの酒気空間とどっちがいいかと聞かれると微妙なあたりだが。 「おや、○○君じゃないか」 縁側には先客がいた。俺はその先客の右手に腰掛けた。 「霖之助さん、あなたもあの酒気から逃げてきましたか」 「はは、まぁそんなとこだよ。僕は、あの集団から逃れる為に先手を打ったんだけどね」 「あぁ、あの集団」 少しだけ後ろを振り返り、『あの集団』を確認する。 既に空の瓶が死屍累々と転がり……あ、魔理沙が蹴躓いた。 些細な事であるにも関わらず、会場大爆笑。完全に出来上がっているらしい。 「確かに、霖之助さんはアレに巻き込まれるのは嫌いそうですね」 「おや、その言い方。君は構わないのかな?」 「騒ぐことは好きですし。ただ、あれに巻き込まれたら死体を持って帰れないでしょう?」 「確かにね。君も死体の仲間入りする訳だし」 そう言って、霖之助さんは柔らかく目を細めた。 外見的に言えば、俺と年齢はそう変わらないはずなのにやたら大人びて見える。重ねた月日が違うと言うことか。 「……どうだい、○○君。たまには男二人で飲まないかい?」 そういいながら霖之助さんは脇の辺りにあった一升瓶を軽く持ち上げた。 霖之助さんは常識人に見える変人ではあるが、節度はちゃんとある。 こちらの事情もわきまえてくれているし、酩酊状態になるほど飲む気は無いだろう。 というより、あの集団を嫌ってこっちに出てきたのに、あの集団みたいな事をしてきたらいろいろとおかしいだろう。 「いいですよ、あんな感じにならない程度なら」 親指を後ろに向けて、どんな感じを示しているのか具体的に示しておく。念の為の確認だ。 「もとよりそのつもりだよ……あぁ、何か容器は」 「持ってます」 「なら、いいね」 俺はお猪口を霖之助さんに差し出し、酒を注いでもらう。 そのまま酒をすっ、と飲む。冷たい風も手伝ったのか、とても澄んだ酒に感じた。 ふぅ、と息を吐く。息は白くなり、夜風に流され霧散した。 「……寒いですね」 「これからもっと寒くなるさ。幻想郷の冬は初めてじゃ無いだろう?」 「わかってますよ。もう二回体験してます」 「二回? そうか、君が来て二年もたったのか」 少し霖之助さんは驚いたように言った。 「厳密には、更に半年ですがね」 「そういえば、そうだったかな。随分たったものだな」 今度はこっちが少し驚いた。 「あれ?妖(あやかし)にとっては、二年なんて短いものじゃあ無いんですか? あぁ、霖之助さんは半分ですが」 「それは、妖怪の数百、数千といった長い寿命で考えた時の話だよ。別に、人と妖で時の流れが違うわけでは無いから、長いものは長いのさ」 そういう考え方もあるか。 それから、今回の冬の越し方とか、今度外界から流れ着いたと思わしき道具の鑑定をお願いしたいだとか、ツケをどうにかして欲しいだとかそんな感じの話を中途中途に酒を交わしながらしていた。 ――夜は深まり、月の輝きが増していく。 後方の馬鹿騒ぎもなりを潜めていき、少しずつお開きに向かいだした。事実、頭数が大分少なくなっている。 霊夢のまた派手に荒らして、というため息混じりの声が聞こえた。 このあとは霊夢と共に片付けを行った後、魔理沙を背負って帰路につくのがお約束だ。 霖之助さんは既に酒を飲み終え、黙って境内をゆっくり見回していた。 ――俺の酒も目の前の一杯が最後だ。俺は一気に残りを飲み干した。 そして深く息を吐き出し、夜空を仰ぐ。星が綺麗な夜空だった。 「――ごちそうさまでした。片付け手伝ってきますね」 そういって縁側を立とうとした時、霖之助さんが口を動かした。 「……魔理沙はねぇ」 「……?」 声が軽く上ずっている。少しだけ、酔っているのだろうか。 「僕にとっては、妹というか、娘というか、そんなんなんだよ」 だからだろうか、脈絡も無く突然そんなことを言い始めた。 「――知ってますよ。霖之助さんのこと話すとき、魔理沙楽しそうですし」 俺は事実で返した。 「そうか、嬉しいね」 霖之助さんは本当に嬉しそうにして少しの間をあけてからまた話しだした。 ――霖之助さんの表情が、一変した。 「だからさ、うん。君のことが好きだって相談受けたときは、かなり驚いた」 「……はい」 その時見た霖之助さんの表情は、酔っていたことが演技に見える程、真剣だった。 「まぁ、本人がそうしたいといったから、僕は止めなかった」 「……」 「○○君、彼女の行こうとした道を、否定してやるのだけはやめてあげて欲しい。わかっているとは思うけど、魔理沙は愚直で、無鉄砲で、その癖いつも何しようか、何が正しいかで迷い続けてる」 「……えぇ」 「彼女が仮に、無謀だと思える選択をしても、君はそれに付き添ってやってくれ。彼女が悩みぬいて、選んだ事なのだから。○○君なら、それが出来ると信じてる」 「……はい」 「……もし、魔理沙に、また、独りを与えたなら、その時は、比喩でなく君を殺すからね」 「……」 「――あの子を、魔理沙を頼む」 「……任されました」 「うん。確かに聞いたよ。……あぁ、今日は僕が片付けを手伝うから。君は魔理沙を連れて帰りなさい」 「――ありがとうございます」 今度こそ俺は縁側を立った。 今は、無性に、魔理沙の顔が見たかった。 ――その感情は、強烈な酒気と、死屍累々の会場と、泥酔した魔理沙で、少し萎えた。 帰路。 「んふふ~、○○の背中広いだぜ~」 「俺はやせ形なんだがな」 「○○以外は全部狭くて○○だと広いんだぜ」 「なんだそりゃ」 俺はいつも通り、泥酔した魔理沙を背負って魔法の森へ向かっていた。 凛とした冷たい空気と、背後から漂う酒気とのコラボレーションが妙だ。 「……任されましたよ」 思わず、そう呟いた。 霖之助さんの言葉の一言一句が頭の中に染み付いている。多分、一生忘れられない言葉だった。 「んぁ? 何が?」 「何でもないんだぜ」 「あーあー! 私の口癖とるなぁー!」 「わかったわかった……なぁ、魔理沙」 「んー?」 「……ずっと、一緒だからな」 「へ? あ、うん。一緒だぜ? なんでそんな当たり前なこと」 「当たり前……うん、そうだな。そうだよな」 あと魔理沙、わかっちゃいるが、かなり酔ってるな。ああいう事いうと、いつもなら恥ずかしがって固まるのに。 「失礼な。酔って言っちゃいないぜ」 「あれ、口に出てたか。……ちなみに、酔ってない根拠は」 「まだ飲めるからだぜ」 「……そうかい」 何となく、空を見上げた。 明るい月と沢山の星の瞬きは、そのうち森の枯れ木の群れに覆われて見えなくなって、酒気だけが残った。 新ろだ924 「………魔理沙、何してるんだ」 「見て分からないか?」 「抱きしめられてる」 「抱きしめてるぜ」 「何で」 「今は冬だ」 「冬だな」 「寒いだろ?」 「あんまり」 「私は寒いぜ」 「そうか」 「それにほら、お前だって嬉しいだろ?」 「悲しくは無いけど」 「けど?」 「胸元が寂しいな」 「………」 「ひたひ、はなへ、ひゅねるな」 「……まだ発展途上なんだ、そのうち高度成長するぜ」 「バブル崩壊しなきゃいいけど」 「………」 「ひたひ、はなへ、ひゅねるな」 「……キスしてくれたらその分増えるぜ」 「初耳だ」 「増えるぜ」 「………」 「………」 「―――増えたか?」 「……もっと」 「………」 「………」 「―――増えた?」 「………もっ、と………」 「………」 「………」 「………」 「………」 「あんたらイチャつくなら家に帰れ」 とある神社の日常風景。
https://w.atwiki.jp/pmvision/pages/356.html
《霧雨 魔理沙》 No.1131 Character <第十三弾> GRAZE(2)/NODE(2)/COST(1) 種族:人間 封術 マナチャージ(1) (自動α): あなたのノードが3枚以上の場合、以下の効果は無効になる。 (自動α): 〔あなたの場の表向きのキャラクター全て〕は「先制」を得る。 攻撃力(3)/耐久力(2) 「花は多すぎてもなぁ、色彩感覚が狂うぜ」 (PR.125:「今日は一人かい?もうお守りは要らないのか」) Illustration:gisyo(PR.125:TORON) コメント 歴代最軽量の魔理沙。 ただし封術のせいで術者として扱えなくなっている。 魔理沙のスペルカードを積極的に使うデッキならば他の魔理沙を採用した方が良いが、サニーミルク/1弾と同じノード/コストのマナチャージ持ちは魅力的。 ただしこちらの方が耐久力が1低いため、場持ちにはそれほど期待できない。 序盤のマナチャージ要員として入れるかはデッキ次第となる。 またノード2以下の状況では自分の場の表向きのキャラクター全てに先制を付与する支援効果を持っているため、ウィニー要員としてもそこそこ優秀ではある。 ただし本人は攻撃力の割にグレイズが高い。 収録 第十三弾 プロモーションカード 関連 「霧雨 魔理沙」 霧雨 魔理沙/1弾 符ノ壱“霧雨 魔理沙”/3弾 符ノ弐“霧雨 魔理沙”/3弾 霧雨 魔理沙/5弾 霧雨 魔理沙/9弾 霧雨 魔理沙/13弾 霧雨 魔理沙/20弾 霧雨 魔理沙/PR 場で「霧雨 魔理沙」として扱われるカード 禁呪の詠唱チーム(連結) 知略の幻術チーム(連結) 友邦の科学チーム(連結) 漆黒の怨霊チーム(連結) 伝統の墨守チーム(連結) 幻術(変身状態) 術者が「霧雨 魔理沙」であるスペルカード 恋符「マスタースパーク」 星符「ドラゴンメテオ」 魔符「ミルキーウェイ」 黒魔「イベントホライズン」 光撃「シュート・ザ・ムーン」 恋心「ダブルスパーク」 魔空「アステロイドベルト」 星符「ポラリスユニーク」 魔砲「ファイナルマスタースパーク」 魔砲「ファイナルスパーク」 彗星「ブレイジングスター」 星符「エスケープベロシティ」 「サングレイザー」 魔十字「グランドクロス」 星符「オールトクラウド」 「ブレイジングスター」 「霧雨 魔理沙」を参照するカード メイガスナイト
https://w.atwiki.jp/84gzatu/pages/29.html
ぼくと風呂屋と… 短編集。 ジョジョの奇妙な冒険 5・5部 魂の磁力 版権物。 トップに戻る
https://w.atwiki.jp/orz1414/pages/394.html
「ごうがーい。号外ですー」 それは、平穏で怠惰な幻想郷に訪れた、異変。 「喧しいぜ。人がせっかくお茶してるときに…」 それは、各々に委ねられた、選択。 「ああ、魔理沙さん。号外、よろしければどうぞ」 「よろしくなくても置いていくんだろ?」 それが何をもたらすのか、それは誰にも分からなくて。 「パチェ、それは何?」 「天狗が置いていったのよ」 「いつものゴシップ?」 「今回は、ちょっと違うみたいよ」 それでも、何かが変わる気がした。 図書館はいつも、薄暗い。 主が日の光を嫌う性質でもあるし、間借りしている館の主人もまた、日光は天敵だからだ。 「外界への扉を開く、ねえ…」 この紅魔館の主、吸血鬼のレミリア・スカーレットは頬杖をつきながら、配られた…というか勝手に置いていかれた 号外を眺め、気だるそうに呟いた。 「あのスキマ妖怪、何を考えているのやら」 「あれの考えていることが読めるのなら、幻想郷を支配できるわ」 レミリアの真正面からの小声。白いクロスがかけられたテーブルの反対側に、見た目は彼女よりわずかに年上、といった雰囲気の少女で、 この図書館の管理者にして魔法使い、パチュリー・ノーレッジのものだ。親友にして家主が訪れているというのに、この魔法使いは分厚い 魔法書から目を離すことはないし、パチュリーの5倍は生きているこの吸血鬼も、それを咎める風でも気に障る風でもない。これが二人の、 いつものスタイルなのである。 「パチェは、どうするの?」 「…何を」 「この話、伸るか反るか。まあ、答えは想像できるのだけど」 言いながら、文文。新聞と書かれた号外を軽く投げ出す。一枚もののそれにはこんな事が書いてあった。 曰く、幻想と現を隔てる結界の管理者、八雲 紫が、神無月の初めに、その結界を一部、開く。 曰く、幻想に暮らす人妖は自由に、外界を旅することができる。 曰く、然るべき用紙に記入して署名し、土産を持ち帰り、なおかつ神無月の終わりまでに戻るのであれば、何も縛りはない。 「多分、それ、外れてるわよ」 へえ、と意外そうにレミリアは呟いた。 「ということは」 「ええ。あのスキマ妖怪の企みに、乗ってあげるわ」 突然レミリアの顔が変わった。一転、つまらなそうに息を吐く。 「なあんだ。私の予想通りじゃない」 その一言に、初めてパチュリーは本から顔を上げた。目を細め、威嚇するような視線を親友に向ける。 「どういう意味よ」 「私に知られてないとでも思ったのかしら?愛しの彼と外界デートに洒落込もうとしてるんでしょう?」 「…彼って、誰のことよ」 「あれ」 レミリアが向けた視線の先には、ハタキを振るって本棚の埃を取り除く、ジャージ姿の青年、☆☆がいた。正確には少年と青年の狭間、といった容貌で、 彼は数ヶ月前から、この図書館でパチュリーの使い魔と共に、雑用として働く身の上である。 「随分、お熱を上げてるみたいじゃない。妖精メイド達が色めいているわよ?いつ想いが通じ合うのかって」 魔法使いは何も答えずに、また黙々と文字を目で追い始めたが、その頬の色が全てを語っていた。それに満足したのか、わずかに笑みを湛えて、レミリアは 傍らのティーカップを手に取った。 「早くしないと、あなたの使い魔に取られてしまうかもしれないわよ?」 パチュリーの目が僅かに泳いだのを、吸血鬼は見逃さない。その様子がおもしろくて、さらに追撃をかけようとして、それは思わぬ反撃によって遮られた。 「レミィも、人のこと言えた義理じゃないでしょう?」 カップを口元に運んでいた手が、止まる。 「あなたの場合は大変よね。何せ恋敵が盛りだくさんだもの」 この紅魔館には現在、3人の人間が暮らしている。瀟洒で完全なメイド、十六夜咲夜。図書館雑用にして、パチュリーの意中の人☆☆、 そして──レミリアが森で見つけ、血の提供と雑用を条件に、館で住み込み働く●●。 その彼の事を、そして彼を取り巻く状況をさらりと口に出されて、レミリアの顔から余裕の色が消えていく。 「咲夜も、フランも、さらには美鈴もかしら?妖精メイド達が色めいているわよ?誰が彼の心を射止めるかって」 「…言うじゃない、パチェ」 そうでもないわ、と軽く流して、涼しい顔で本を読み続けるパチュリー。一方のレミリアは、観念したかのように息を吐いた。 「そういえば、その●●は?手元に置かなくて大丈夫なの?」 「美鈴と一緒に、庭の手入れをしてるはずだわ」 「ずいぶんと余裕じゃない」 「私には、優秀な従者がいるから」 「…なるほど、ね」 レミリアは●●を、自分の力や権力を駆使して手元に置くようなことはほとんどしない。それは自分の他にも、彼に心惹かれる人妖が いるからだ。別にトラブルを恐れている訳でなく、●●を狙う咲夜や美鈴、フランドールは互いを牽制し合い、結局何もできないのを見越しているのだ。 しかしこの時、庭ではレミリアの目論見が完全に崩れ去っていた。 「えへへ、●●の背中っておっきいねー」 「そうですか?」 「うん。それにあったかい」 「あ、あの妹様、そろそろ私にも、代わってくれないですかねー、なんて」 「寝言は寝てからいいなさい、美鈴。次に彼の背中に頬擦りするのはこの私、十六夜咲夜に決まってるじゃない」 「だーめ。お断りします(AA略)」 「あ、あの、フランドール様、美鈴さん、咲夜さん?お、落ち着いて…」 「いまは わたしの ばしょだ。 うばいかえせばよい。…できるものなら」 「「こ ろ し て で も う ば い と る !」」 「…!」 「どうしたの、レミィ?」 「何か今、非常にマズい運命が見えたわ」 カップをソーサーに置いて、立ち上がるレミリアを見たパチュリーは、ああ、また『紅魔館・女のガチンコバトル!~(主に美鈴の)ポロリもあるよ!~』 が始まるんだなと気づいたが、自分に被害が及びそうに無いので何も言わなかった。他人の潰し合いというのは、なかなかにどうして、見てる分には おもしろいのだ。 「まだ日が高いから、日傘を忘れずにね」 「ありがと、パチェ」 ダッシュで出口へ駆けていくレミリアは、気づかなかった。 パチュリーが読んでいた本は、魔法書などではなく、魔法書に隠して正面からは分からないようにしていた、タウン情報誌別冊の「おススメデートスポット」 だったことに。 紅魔館で、人智を超えたキャットファイト(第13回戦)が始まろうとしていた頃。 「会いに行こうぜ!」 「誰に」 魔法の森の中にある、小さな一軒家。 流しに立ち、洗い物をしていた若者──△△の背中に、威勢のよい声がかかった。 「△△の両親にだよ!」 その瞬間、皿を水に漬ける手が止まった。それに気づいていないのか、さらに声が畳み掛けられる。 「それに、外って一回見てみたいんだよ、私。すごいとこなんだろ?」 「…まあ、幻想郷と比べれば、魔境みたいなものかもしれないな」 △△の声が、僅かに暗くなっていることにようやく気づいて、声の主の少女──霧雨 魔理沙は、読んでいた号外から目を離し、 今だ手が止まったままの彼を見遣った。 「…△△?」 「そうだな、いい機会かもしれない」 その独白は、魔理沙へ向けられたものというよりは、まるで自身に言い聞かせているようで。 「かわいい俺の奥さんに、俺の故郷を見てもらうのも、悪くないかもな」 言いながら、肩越しに振り返った△△の声は、すでにいつもの調子を取り戻していた。魔理沙は心に引っかかるものを感じたが、 それ以上に恥ずかしいセリフを聞いてしまったので、それどころではなかった。 「…ば、バカ。真顔でそういうこと、言うなよ」 「嫌か?」 「い、嫌なわけないだろ!」 頬を真っ赤に染めて俯いていた魔理沙は、飛び切りの笑顔で顔を上げ。 「そうだな。素敵な私の旦那様の故郷、見てみたいぜ!」 かくして、目的はそれぞれあれど、少女達は。 幻想郷からほんのちょっと、旅立つことを決めたのだった。 ─────── 「ということで、ここで解散にしましょう。いいですか、羽目を外しすぎず、節度を持って行動することが、貴方達に積める善行です。 そう、貴方達は──」 「ということで映季様のありがたーい小姑のお小言はこれにて終了!みんな気をつけていきな!」 「ち、ちょっと小町!まだ話は終わ」 「はいはいこんな往来で留まってたら迷惑ですし宿の時間に遅れそうなんでさっさと電車に乗りますよ。ほら、■■も急ぐよ!」 言いながら、普段以上に生き生きとした様子の死神は、同じく死神に成り立ての見習い、■■の手を掴むと、引きずるようにして 早足で自動改札へ歩いていく。 「ま、待ちなさい小町!■■!」 肩から提げたボストンバックを揺らして必死に着いていく閻魔様を見送りながら、△△は修学旅行を思い浮かべたが、口にすると 悔悟の棒が飛んできそうなので何も言わなかった。その少女趣味全開なフリフリスカートとか、ボストンバックで揺れているクマさん ストラップとか、突っ込みたい所は多々あったが、他の人妖達と同じように、小町に引きずられて苦笑しながら手を振る■■に、ただ 手を振り返しているだけに留めた。 小町は慣れた手つきで自動改札を潜り抜け、続いて■■を改札に通し、いきなりブザーとフラップドアが閉まってオロオロしている 映季を見かねて係員を呼びにいき、駅員の操作でようやく通過できて、何度も何度もその駅員に頭を下げている彼女の手を掴むと また早足で歩き出し、二人の手を引きながら、「京浜東北線」と書かれた水色の案内板の階段を上っていき── そこで姿が見えなくなった。 慣れたものだなあ、と感心しながら見送っていると、ふいに紫が口を開いた。 「じゃあ、ここでお別れね」 企画者自身もやっぱりマヨヒガの客人××との旅が嬉しいのか、いつもの胡散臭さが若干薄れた(気がする)笑顔で、口元に 当てた扇子をパタンと閉じた。その出で立ちは、名前のような紫を基調とした着物姿で、聞くところによると、隣でのほほんと 彼女の式の式、橙とじゃれあっている彼の希望だとか。 「神無月の終わりに、またここで会いましょう」 「皆さんも、お気をつけて」 丁寧な口調で紫とその式、藍から旅行鞄を受け取り、踵を返そうとした××と八雲一家に、亡霊の姫君、幽々子が声を掛ける。 「そっちはどこへ行くのかしら?」 「ちょっと、西のほうへ、ね」 信じられないことに、僅かに頬を染めて、どこか恥らうような幻想郷最強クラスの妖怪。普段の彼女を知る他の者…つまりほぼ 全員が目を瞬かせたが、どうやら幻術の類ではないらしい。ただ幽々子は「あらあら、そういうことね」と笑みを深くし、 意外なことに△△も、どこか納得したように頷いていた。それもそのはずである。××とは同じ迷い込んだ身の上で知らない仲 でもなかったし、いつぞやに彼は「出身は西の方」と話していたのを覚えていた。 (多分、挨拶に行くんだろうな、両親に) その性格はともかく、見た目は周囲の一般人の衆目を引くほどに麗しい。そんな彼女を連れての挨拶の意味など、ひとつしかない。 (ご祝儀、どうするか…) 気の早いことを考えながら、閻魔、死神組と同じ改札を抜け、東海道新幹線への乗換え口を目指して遠ざかる四人の背中を見ていると、 残りの面々も、ざわざわと動き始めた。 「お腹すいたわ~。ねえ◇◇、どこかで軽く食べていかない?」 「あなたの軽くは、ぜんぜん軽くじゃないでしょ。しかも途中のす○家でメガ牛丼食べたばかりでしょうに…3つも」 「あら、あれおやつでしょう?」 「そんなこと真顔で言わんでください…」 ニコニコ顔の華胥の亡霊とは対象的に、うんざりした顔で呟く◇◇。話によると彼らは全国のうまいものを巡って海を越え、山を越え 全国を回るらしい。食費を捻出するため移動は高速バスと普通列車中心で、そのほとんどを安いビジネスホテルなどで過ごすのだとか。 日程的に一番きついのでは、と△△は思う。しかし「惚れた人のたっての願いくらい、叶えてやりたいじゃないか」と笑う彼の 顔を思い出して、彼自身もそれなりに楽しんでいるんじゃないかとも思う。改札へ向かわずに、挨拶を済ませて談笑しながら高速バス 乗り場へ連れ立って歩く二人の顔を見ていると、なおさらそう思う。 ちなみに幽々子の従者である半人半霊の庭師は、今回主と別行動らしい。お互いに想い人がいるのでどちらが気を回したのかは分からない が、彼女──魂魄 妖夢は先日晴れて恋人同士となった(と文文。新聞ですっぱ抜かれた)◆◆とと共に、主の一歩後に改札を抜けていた。 雑談したところでは、こちらも妖夢の希望で、関の刃物市や刀鍛冶を見に行くのだという。彼のその隣で、恥ずかしそうに顔を真っ赤にしながらも 恋人繋ぎした手をぎゅっと握る彼女を思い出し、青春してるなあ…と感慨深く呟いていると、新たな声が上がった。 「私達もそろそろ行くわ」 「そうか。気をつけてな」 「ええ。そちらもね。さあ、行きましょう○○、空と燐も準備して」 「にゃー!にゃー!」 「もう、うるさいよお燐。静かにしないと置いていくよ?」 地下に篭る妖怪達が、最近地霊殿に住み着いたという○○を促して、準備を始めた。地底のムツゴ…もとい地霊殿の主にして怨霊も恐れ怯む少女、 古明地さとりは、いつもの園児っぽい…じゃなくて可愛らしいスカート姿に、あの第三の目を隠すためか、カーディガンを羽織って、△△に 微笑んだ。その隣では巨大な登山用リュックを背負ったさとりのペットにして、熱かい悩む神の火である霊烏路 空が、なぜか犬猫用の旅行用 ケージを持ってはしゃいでいる。 そういえば一人足りないなと思い、切符を確認している○○を肘でつついて、耳打ちした。 「なあ、お燐ちゃんはどこいったんだ?」 「ああ、あの中だよ」 そういって○○が指差したのは、空が「ろぉりんぐじぇっとこぉすたぁ!」と笑いながら思い切り回している腕に握られた、あの犬猫用ケージ だった。 「人の形だとどうしても耳とか、尻尾とか隠せないみたいだから、とりあえずはあの中にって、さとりが」 かわいそうだから、あとでズボンとか帽子とか買って出してやるけどな、と彼は付け足した。なるほど耳をすませば、あの高速大回転中の ケージの中から「にゃ、に、ゃ…」と今にも息絶えそうな猫の声が聞こえてくる。 (いろんな意味で可哀想だな…) △△が心の中で地獄の輪禍に合掌をしていると、ケージから「ゲェェェェ」と食事中には絶対に聞きたくない断末魔が聞こえた。 「……」 「……と、ところで、なんで空のほうは人型のままなんだ?あのでっかい羽、何かの術で隠したのか?」 断末魔は華麗にスルーして、△△はもうひとつの疑問をぶつけると、○○は今度、彼女の背負った大きなザックを指した。 「あのリュックの背中のとこ切って、あの中に羽を無理矢理仕舞ってる。空が自分で考えたんだ」 言われてみれば、おそらく容量60ℓクラスと思われるザックは異様に膨れていて、それでも窮屈なのか時折もぞもぞと蠢いている。 確かに傍目には、うまく隠せているように見える。見えるが… 「お前らも列車使うんだろ?あれ背負ったまま席に座るのか?」 「…あ」 「しかもあんなでかいの背負って街中うろつくと目につかないか?しかもなんか中で動いてるし」 「……ケージの中に入るべきは、空のほうだな」 冷や汗をかきながら、呟く○○。 哀れ地獄鴉。燐と立場が逆転することがたった今運命付けられた。おそらく、というか絶対、今ケージの中でリバースしてグロッキー 状態であろう火車は復讐に走る。それも、自身が受けたもの以上の仕打ちを以って。 (…まあ、自業自得だしな) さとり達に切符を配り、他の3組と同じように改札を済ませる彼と彼女達を見ながら、空に合掌をささげない△△は、腕時計── 衣装代の替わりに霖之助に押し付けたものだが、結局返されてしまったものだ──を覗き込み、心配そうに一人呟いた。 「あいつ、遅いな。もしかして迷ってるのか…」 死神・閻魔組のありがたい(?)お話の前に、他の面々とともに飲み物を買いに出かけたままの彼女──魔理沙がまだ、戻ってこない。 幸いまだ列車の時間までは充分にあるためその点の心配はないが、この日本有数の大きさ、日本一といっても過言ではないかと思うこの 駅のどこかで、迷ってるんじゃないか。いや、迷っているだけならまだいい。何事かに巻き込まれているんじゃないか。 考え出すと、キリが無い。探しに行こうかと思い始めたところで、 「おーい、△△ー!」 待ち焦がれた声が聞こえた。思わず振り向くと、待ち焦がれたその人が、手に何かを抱えながら走ってくるのが見える。 「…遅いぞ、探しに行こうかと思った」 「ここ、広すぎだぜ!レミリアのとこより、デカい、ぜ、きっと…」 肩で息をしながら、思い切り安心したように笑う魔理沙。どうやら彼女も心細かったようで、空いてる左手で△△の右手を掴んだ。 「ところで、一緒に買出しに言ったご一行様は?」 永琳とその伴侶、鈴仙とその想い人、アリスとその恋人、妹紅と慧音、その彼女達の同居人。ともに出かけた面子が見当たらないことを 不思議に思い尋ねると、魔理沙は服選びのとき一緒に調達したトートバックに飲み物を仕舞いながら言った。 「ああ、なんか別の、カイサツ、って言うのか?のほうが近いからって、そのまま行ったぜ。みんなに気をつけて、って伝えてくれとさ」 言いながら魔理沙は辺りを見渡し、ほとんどいなくなったなとつぶやいた。 「みんな私が来る前に行ってしまうなんてひどいぜ」 「…ほんとはそう思ってないだろ」 分かるか?と△△を見上げた魔理沙の顔は、心の底から湧き出たような笑みで。 「こうやって気兼ねなく、△△にぎゅーってできるからな」 そのまま彼の背中に手を回し、言葉通りに抱きつく魔理沙。家路を急いだり、会社に戻る途中の人の「うわあこのバカップル」 「妬ましいわ」「見せ付けてくれるじゃないの」「ウツダシノウ。オレンジノデンシャ二トビコンデシノウ」という生暖かい視線を 苦笑いで受けながら、できれば気兼ねてほしいななんて思いながらもやめさせるつもりは全く無く、そんな魔理沙の綺麗な髪を、 さらりと撫でた。 「私が●●の隣よ。そういう運命なの」 「だめー!●●と私が一緒なの!そんな運命なんて壊しちゃうから!お姉様は咲夜と美鈴と三人で座ればいいじゃない!」 「ふ、二人とも落ち着いて…」 「いけませんお嬢様、妹様、下賎な人間と相席など。ここは私、十六夜咲夜が、しっかりと●●と愛を深め…じゃなかった、 監視のために同席します!」 「わ、私も隣がいいなー、なんて…」 「「「な ん か 言 っ た ?」」」 「な、なんでもないですぅぅぅ」 「いつまでやっているのかしら…」 「ホントですね、パチュリー様。その点私達は三人で仲良く座ればいいですもんね」 「…チッ」 「?何か言いました?」 「…何も」 「ほらパチュリー、行儀悪いからキャリーバッグの上に座って本読まない!」 「そうですよパチュリー様。☆☆さんの言うとおりです」 「むきゅー…」 何か後ろが騒がしいが、魔理沙も△△も他人のフリをした。後ろを顧みることは決してせずに、それぞれ旅行鞄とトートバッグを掴むと、 二人もまた、改札に向けて歩き出した。 「なあ、△△」 「どうした、魔理沙」 繋いでいた手を解かれて、どうしたんだと思った瞬間、左腕がぎゅうっと、暖かい感触に包まれる。顔を向けると、魔理沙が左腕に抱きついて、 思わずドキリとするような笑顔で。 「いっぱい、楽しい思い出、作るんだぜ!」 そんな顔されて断れるはずも、断るつもりも毛頭持ち合わせていない。△△も照れたように笑みを返して、頷いた。 騒がしい方向に駅員と鉄道警察隊の警察官が走っていく姿を視界の端に捉えたが、そんなことはすぐあちこち珍しそうに見回しながら、 いろいろ聞いてくる魔理沙とのやりとりに上書きされて、忘却の彼方に飛ばされてしまった。 というか飛ばした。 ───────── 「本日はJR東日本、寝台特急──」 車掌の声がスピーカー越しに、少しくぐもって響いている。 「ふう、ギリギリだったぜ」 「あちこち寄り道しすぎたな」 魔理沙と△△は、顔を見合わせて笑った。 「見るもの全部初めてだからな。ついついはしゃいじまったぜ」 シーツが敷かれ、二人文の浴衣と毛布、掛け布団が用意されて、きちんとベッドメイクされたその上に、魔理沙はバタリと仰向けに 倒れた。流れるブロンドの髪が、さらりと白の上に広がる。 「あのぬいぐるみ、もう少しで取れそうだったんだけどな」 「あのゲームはなかなか取れないように出来てるんだよ」 「なあ、最後の日にもう一回チャレンジしてもいいか?」 「金と時間が、残ってたらな」 上野の駅に向かったはいいが、時間まで結構余裕があったため、二人は駅の周りで軽くデートを楽しむことにした。 山手線の車窓に浮かぶ夜の東京に「すごい…ほんとにすごいぜ。こんな景色見たこと無い!」と呆然と立ち尽くしたり、 ホームに降りた後も、5分と置かず次々やってきては人の群れを吐き出しては飲み込んで去っていく電車を彼女がおもしろそうに 見ていたり、初めに立ち寄ったゲームセンターでは、魔理沙がぬいぐるみのつまったクレーンゲームをひどく気に入り、 野口さんがお一人いなくなるまでにのめり込み、財政危機が迫っていると判断した△△が筐体にしがみつく魔理沙を無理矢理引き剥がしたり、 近くのファーストフード店で初めてハンバーガーに挑戦した魔理沙が、「食べづらいけどなかなか旨い!」と顔を綻ばせたり、 雑貨屋やアクセサリーショップを巡る度に「べ、別に欲しいとか思ってるわけじゃないんだぜ!」と強がりながらも羨ましそうな 顔で商品を見回す魔理沙に、「あとでこっそりプレゼントしてあげよう」と心の内で決意しているうちに、あっという間に時間が過ぎてしまい。 生涯ここまで一生懸命走ったことはないんじゃないかというほどの勢いで二人は走り続け、ベルが鳴る13番ホームから青い客車に文字通り、 飛び乗った。列車はどうも二人を待ってくれていたようで、乗り込んだとほぼ同時に扉が閉まり、今に至る。 「駆け込み乗車はするものじゃないな」 △△が苦笑していると、隣で寝転がる魔理沙がなんの気なしに聞いてきた。 「なあ、これに乗れなかったらどうなってたんだ?」 「…明日の朝まで野宿、だったかもしれない」 「間に合ってよかったぜ…」 ホッとしながら、もう一回笑う魔理沙。本当にそうだなと答えてから、△△は窓のカーテンを開く。 「…外の世界って、こんなにすごいんだな」 窓の向こうには、夜を迎えて尚活動し続ける、東京の街並みが流れていく。煌々とその色や形を変えながら輝くネオン。天界にまで続いて いるんじゃないかと思うほどに高い建物にも余すところ無く明かりが灯っている。高速道路に並ぶ車の列が赤々と連なり、隣やその向こうの 線路を走る長い電車にもぎっしりと、人の形が見て取れた。 「△△は、こんなところで暮らしてたんだな…」 「まあ、俺が住んでた所はもっと田舎で、街もぜんぜん小さいけどな」 不意に車窓が途切れた。どうやらトンネルか何かに入ったらしく、風を切る音が響く。 「…どうした?」 声音に何かに怯えるような、少し震えた響きを感じて振り返ると、魔理沙が微笑んでいた。 だけどそれは、どこか寂しげで。 その唇が、弱々しく動く。 「やっぱり、帰りたいか?」 「何言って──」 「だって、悲しそうに、外見てるから」 不意に開けた車窓。止んだ風切り音。 『次は、大宮です──』 部屋に響く、車掌のアナウンス。 魔理沙が気づいたときには、△△はその小さな体に覆いかぶさり、抱きしめていた。 「△、△?」 「確かに、懐かしいなって思ってたことは認める。1年も幻想郷で暮らしてないのにな」 だけどな、と呟いて、心なしか腕に力を込めた△△。その声が、吐息と共に魔理沙の耳に染み込んでいく。 「俺が今帰る場所は、お前の傍だよ、魔理沙」 「△、△…」 「別にこっちの世界が嫌になったとか、そんなんじゃない。ただ、魔理沙の隣がいいんだ、俺は」 列車がブレーキをかけたのか、部屋が軽く揺れた。流れる景色が徐々に遅くなって、駅の構内を照らす白い光が、窓から差し込む 頃には、魔理沙の腕が△△の背に回され、離すまいときつく抱きついていた。 「わたしも、だぜ」 「魔理沙…」 「私の場所は、これからもずっと、お前の隣だ。絶対、絶対に譲らないからな」 「望むところだ」 「お前がこっちに戻りたいって言ったら、意地でもついて行くからな。魔法店も全部引き払って、こっちで魔法使いになってやるぜ」 「今のとこは考えてねえよ」 「でも、明日お前の親御さんに何か言われたら、分からないだろ?」 その時、△△の体が、わずかに、ほんの僅かにぴくりと跳ねたように魔理沙は感じた。それきり言葉を発しなくなった彼に不審を抱き、 声を掛けようすると、それを制して△△が口を開いた。 「明日、明日まで何も、聞かないでくれないか」 弱々しい呟きが、魔理沙の耳にかかる。 「それも含めて、明日、全部話すから」 それ、というのが一体何を指すのか、魔理沙はよく分からなかった。だが、自分がどうすればいいのかは、分かっていた。 「分かった。何も聞かないぜ」 あやす様に、優しい声で△△の背中を撫でながら、魔理沙はゆっくりと言葉を紡いだ。 「その代わり、待ってるからな。お前が話してくれるのを」 「ああ。…ありがとう」 ゆっくりと離れていく△△の顔は、まだどこか寂しそうで、それを見た魔理沙の心が締め付けられたが、少なくとも声はいつもの 調子を取り戻しており、それが僅かな救いだった。 「…魔理沙の体を堪能してたら、喉渇いたな。飲み物もらうぞ」 「言い方がやらしいぜ…ってお、おい!」 魔理沙の静止は間に合わず、トートバックからペットボトルの紅茶を探し当てると、蓋を捻り開け、ぐいっと喉に流し込んだ△△。 それを見てわずかに曇る魔理沙の顔。寝転がっていた上体を起こし、ぶーぶーと抗議の声を上げた。 「…それ、私のだぜ」 「知ってる」 「私も喉、渇いてるんだぜ」 「知ってる。だから、こうする」 顔を上にしてもう一度紅茶を口に注ぎ込んだ△△は、そのまま顔を魔理沙に近づけて── 「ちょ、ちょっと!なにっく、んん、んく…」 重ねられた二人の唇。△△のそれを通って、魔理沙の口に少しづつ注がれる、ひどく甘くて、ひどく香る紅茶。最初は驚いていた 魔理沙だったが、次第に積極性を増し、彼女の舌が彼の口に僅かに残ったストレートティの残滓を舐め取るように嬲った。 「うまかったか、紅茶」 「…甘いな。甘くて癖になりそうだ」 「そいつは困ったな」 「困ったぜ。だから、こうする」 今度は魔理沙が紅茶を口にすると、△△に口付ける。両腕で首を抱き、離れないようにしっかり抱きとめて、紅茶をゆっくり流し込む。 それが飲み干されると、今度は互いの口の中を味わうように、舌が絡み合う。 「っは…、本当だ、確かに甘いな」 「だろ?」 「これは、癖になってもしょうがない」 「全くだぜ」 どちらとも無くベッドに倒れ、横になって見つめ合い、照れた笑いを浮かべる二人を邪魔するものは、この個室にはなくて。 そんな甘い時間を乗せて、夜行列車は遥か北を目指し、大宮の駅を滑り出す。夜を抜け、朝を駆け、日が高く上る頃には着くだろう。 ただ惜しむらくは── カーテン全開で、ホーム上の帰宅客に全て丸見えであったことだ。まあ気にせずに、というか気づかないまま、口付けを再開した二人には 些細なことなのだろう。 ──── 『ご乗車、ありがとうございました。あお──』 朝の喧騒が一段落した北の終着駅は、秋晴れの穏やかな日差しに包まれていた。 夜行列車から降りた人々は、乗り換えのため、駅を出るため、ホームの階段を登っていく。 「だいぶ人が少ないな。昨日とは大違いだぜ」 「住んでる人の数からして違いすぎるんだから、しょうがないだろ」 その中に、二人の姿があった。 旅行用のバッグを手に、東口と書かれた案内板の方へ歩を進める△△と、いつもの白黒エプロンドレス姿──ではない、 「普通の」魔法使い、霧雨 魔理沙。 「なあ」 「どうした?忘れ物か?」 いつもの有り余るくらいの溌剌さは鳴りを潜め。 自分の姿をあちこち見回し、縮こまった声で魔理沙は、傍らを歩く△△を向いた。 「や、やっぱ、私の格好、変なのか?」 「急に何を……」 「な、なんか、周りの視線が、な」 すれ違う人、追い越す人、追い越される人、座る人。その幾人かが二人を一瞥したり、振り返ったりしている。人だかりやひそひそと 話し込まれるほどではないが、少なくとも周りに溶け込んでいるとは言えそうに無い。 頬を僅かに赤くして、恥ずかしそうに縮む魔理沙を△△は振り返った。 「そんなに変な服を選んだつもりはないんだけどな…」 幻想郷から旅立つ前に、香霖堂にて二人で──主に△△が──選んだ服を、魔理沙は身に纏っている。といっても、彼も自身がお洒落なほうでは ないと自覚しているので、書籍の棚に何冊か並んでいた女性ファッション誌などを参考、というかまんま手本にした結果であるが。 ヒールの若干高いパンプスにオーバーニー、短めのスカートとファージャケット。魔理沙自身の希望で、暗めの色を基調としているためか、 華美な印象は無く、むしろ地味な感じさえする。 しかし魔理沙は綺麗だから、何着ても映えるな、と考えが飛びそうになったところで、思い至った。 「ああ、そういうことか」 「何がだぜ……?」 恋人繋ぎした△△の左手を、魔理沙の右手がぎゅっと握る。これ言ったらどんな顔するかなと心の中でにんまりとしながら、△△は顔を寄せて、 そっと耳打ちした。 「……魔理沙がかわいすぎるから、みんな注目してるんだよ」 わずかな間、呆けた顔をする魔理沙。やがてその頬は急に赤みを増して、俯きながらそっぽを向いた。 「ば、ばか。そ、そんなこと、ま、真顔で、言うなよぅ……」 してやったりとニヤニヤ顔でそれを見つめる△△であったが、心の内では割と本気でそう思っていた。 染めたような不自然さが全く無い、本当に綺麗なブロンドに、どちらかといえば綺麗というより可愛さに針が振れたような顔立ち。 最近はテレビなど見られるはずもないのでよく分からないが、タレントやアイドルにもここまでの容姿はいない気がする。そんな魔理沙が 、衆目を集めるのも致し方ない。彼氏補正が多分に入っている分析だが、何が悪いのか。 彼は心の中で一人、開き直っていた。 「で、これに乗って、どこ行くんだ?」 物珍しそうに車内を見回しながら、無邪気な魔法使いは好奇心に満ちた視線を、隣席から向けてくる。 「お前のご希望通りだよ」 「私の……?」 「俺の両親に、挨拶したいんだろう?」 「…あ」 改札を抜けた二人が向かったのは、バス乗り場であった。 幸いなことに、バスはさほど待たずに来たので、今は二人でバスに揺られているところである。平日の昼間ということもあり、 乗客はまばらだ。 「こ、こんな格好で、だ、大丈夫なのか?」 「心配しすぎだ」 「で、でも、こんなに、スカートとか、み、短いし」 腿をすり合わせながら、魔理沙はスカートの裾をつかんで、ぎゅっと伸ばした。いつものエプロンドレスよりかなり短いそれは、 白い太腿を露にし、いわゆる絶対領域を作り出していた。 「大丈夫だよ」 「そ、それに、わ、私、こ、言葉だって、ら、乱暴だし」 わずかでも自覚はあるらしい。 恥じらいの止まらない彼女の頭を、△△はぐしゃぐしゃと撫でてやった。 「心配するなって。大丈夫、魔理沙は普段どおりにしてればいいんだから」 「ほ、本当、か?」 すがるように見上げた魔理沙は、また心を締め付けられるような感覚に襲われた。 ──また、だ。また── 頭に手を置いたままの△△は、魔理沙のほうを見ずに、ただ、車窓を眺めている。 ──そんなに、悲しい顔、しないでくれよ── できることなら、聞きたい。なぜそんな顔で外を眺めるのか、吐き出させてやりたい。 でも、それはできない。約束、したのだから。△△が自分で、全て話してくれるその時まで、待つと決めたのだから。 だから。 「……」 頭に置かれた手を下ろして、魔理沙はその腕を抱きしめると、ただ無言で、彼の左肩に頭を預けた。 『次は──』 エンジンの音だけが静かに響く車内に、女性の合成音声が次の停留所を告げる。 「そろそろだな。魔理沙、降りるぞ」 「え、あ、ああ」 急に掛けられた声にドギマギしながら、抱きしめた腕を放し、足元のトートバッグを掴む魔理沙の横で、△△は「降りる」の ボタンを押した。ブザーが短く響き、車内全ての降車知らせボタンが、赤く灯る。 外を見るといつの間にか街を離れていたようで、建物の背丈も低くなっていた。その代わり金色の水田や、畑、高い杉の木など、 幻想郷でも見られるような光景が広がり始めている。 『霊園です。お忘れ物無いようにお降りください』 ゆっくりとバスは速度を落とし、完全に止まった。同時に前のドアが空気の抜ける音と共に開いた。運転手のアナウンスが聞こえると、 △△は魔理沙を促して、席を立つ。 「先に降りててくれ。料金払ってるから」 「ああ、分かった」 いつもは履かない高いヒールに軽くよろめきながら、二段のステップを下り、アスファルトの硬い感触と、風の肌寒さを感じ、足元を見ていた 頭を上げて── 「え、これ……」 目の前に広がる荒涼とした光景に、魔法使いは言葉を失う。 四角い石碑が、整然と並んでいた。 大きさは多少の差はあれど、大体同じようだった。どれも台座は大きくとられ、両脇に花束が飾られたものもある。それが細い通路にそって、 かなり奥まで並んでいた。 これは、幻想郷でも見受けられる。 これは──墓だ。 さすがにこれほどの数を幻想郷で見たことは無いが、僅かに違いはあれど、それはまさしく、墓石の連なり。 死した者への、手向けの証。 「こっちだ」 気づくと、△△が傍らに立っていた。バスは彼を降ろすと扉を閉め、排気ガスを吐き出して去っていく。その煙たさに顔をゆがめた 魔理沙だったが、彼が歩き出したので、あわててついていく。隣で歩きながらいろいろ聞きたいが、背中が全てを拒絶しているように 感じられて、ただ△△のすぐ後ろを、無言で歩いていった。 ほどなくして、目の前に一軒の店の前に出た。 「ちょっと買い物してくるから、ここで待っててくれ」 「……ああ」 店の方へ歩いていく彼の背中を、魔理沙はだまって眺めていた。 どこからか、鳶の鳴き声が聞こえる。風が時折そよぎ、側に植えられた銀杏の枝を揺らす。雲はほとんどない秋晴れで、その空の青さが どこか悲しげに見えるのは、ここが墓所だからだろうか。 やがて、買い物を終えたらしい彼が、手招きしているのが見えた。自分が一人取り残されたような感覚を振り払って、慣れない靴も気にせず、 急いで彼の元へと向かう。 手に花束を持って、△△は佇んでいた。その花束は菊を中心としたもので。 すでに亡き者へ向けたものであることが、魔理沙には分かった。 この光景を目の当たりにしたときから、予感はあった。 そして今、それは確信になった。 △△の両親は、もう── 「ここだよ」 どれだけの時間が経ったかは分からないが、少しは歩いたはずだ。墓石の間の通路を半ばまで歩いたところで、△△は立ち止まった。 その前には周囲のものより一回り小さい、灰色の墓標があった。 「俺が幻想郷に迷い込む、少し前にな。事故で、逝っちまったんだ」 魔理沙は、ただ立ち尽くすことしかできなくて。ぽつりぽつりと言葉を漏らす彼の、蔭の落ちた顔を、何も言わずに見ていた。 「最後に交わした言葉が、嫁さんの顔が早く見たい、でな。まあ、親父の口癖みたいなものだったんだが──」 何かを堪えるように、△△は空を見上げ、言葉を紡ごうとして、 「何で、言ってくれなかったんだよ」 「……魔理沙」 震える魔理沙の声に、遮られた。 「何で黙ってたんだよ!言ってくれなきゃ、わからない、じゃない、か…」 その目じりに、涙を浮かべて。 「私、馬鹿じゃないか。何にも考えないで、お前の両親に会わせろって」 「…悪い」 「なんで△△が、謝るんだよ…悪いのは」 「俺だ。家族の話につらそうにしてたお前に変な気回して、結局言いそびれた俺のせいだ」 魔理沙が家族から半ば勘当のような扱いを受けていることを、△△は知っていた。だからこそ彼はなるべく家族の話はしなかったし、 彼女もまた、積極的に聞いてくることは無かった。 「だから、泣かないでくれ」 嗚咽を漏らす目の前の少女を、△△はだまって抱きとめる。片手を頭に回し、風に吹かれてさわさわと揺れる金糸の髪を梳くように撫でながら。 諭すように優しくあやす目の前の青年に、魔理沙は縋る。その胸に顔をうずめて、彼の上着を少し濡らして。 二人の間を、秋風が通り抜けていく。 どれくらい、そうしていたのか。 「落ち着いたか?」 「ああ」 △△の問いに、魔理沙は顔を上げた。涙の跡ははっきりしていたが、少しは晴れたようで、弱々しい笑顔で、見上げていた。 「じゃ、親父とお袋に、挨拶してくれないか。ちょっとばかし遅かったが、ようやく親父の心配を、掃けそうだしな」 「…分かった」 二人連れ立って、墓の前に並ぶ。 「親父、お袋、紹介するよ。俺の大切な──」 「霧雨、魔理沙です」 言いながら、軽く頭を下げる魔理沙。 「仕事は、魔法使いです。家事の類は、それなりにこなせます」 「部屋は片付けられないけどな」 「あれは片付けられないんじゃなくて、一時的に置いてるだけだぜ」 「それを片付けられないっていうんだよ」 「なにをぅ!?」 はは、と笑った△△の顔は、いつもの調子を取り戻し。 「この人にこうやっていじめられながら、毎日過ごしています」 「仮にも親への挨拶でひどい言い草だなお前」 「同棲生活の事実を伝えてるだけだぜ」 朗らかに笑う魔理沙の顔も、いつものものに戻っていた。 「…花束、貸してくれないか」 「ほら」 花束を受け取ると、少しかがんで墓前に供えた魔理沙は、両手を合わせて、軽く目を閉じる。 ──どうか、この人と一緒になることを、許してください。 そんな願いを、乗せながら。 「というわけだから」 「きゃ!」 きゅうに抱き寄せられ、彼女は思わず声を上げた。 「俺、こいつと一緒に生きていくことにしたんだ。だから、心配しないでくれ」 そういって△△は、墓石に笑顔を向けた。 「まあ、なかなか顔も見せられないだろうけど、孫の顔は見せに来るから、さ」 「ま、孫って…」 とたんに赤くなる魔理沙の頬は、風に舞う紅葉の葉のようで。 「…嫌か?」 意地悪な笑みで、魔理沙の顔を覗き込む△△に。 「そんなわけ、ないだろっ!」 頭上の太陽のような笑みで、魔理沙はぎゅっと抱きついた。 「……行くか」 「…うん」 向き直った二人の手は、しっかり握り締められて。 「また、来るから」 「また、来ますね」 別れの言葉を、墓前に残して。 魔理沙と△△は、バス停へ、歩き始める。 そんな二人を優しく送り出すように、冷たくも寒さを感じさせない風が、ふわりと舞って通り過ぎた。 新ろだ46、49、61、73 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「やっぱ旅は夜行列車だな」 「お、ようやく魔理沙も風情が分かるようになったか。1ヶ月前に比べりゃ大きな進歩だ」 「何を言うか。私は最初から風情の分かる魔法使いだぜ」 八雲紫主催の今回の旅行企画。俺達は魔理沙の『次がいつあるか分からないなら、このチャンスに全力をつぎ込むぜ!』 という宣言のもと、1ヶ月丸々掛けての日本縦断を決行した。 そして神無月も残す所1日となった今夜、俺達は地方都市発の夜行列車の中にいる。 駅はとうに見えなくなり、窓の外を流れる電灯も次第に速さを増していく。 「初めて新幹線に乗った時は子供みたいにはしゃいでいたのにか?」 「その話はやめてくれ。今思うとかなり恥ずかしい」 照れたように言う魔理沙。はにかんだ笑顔が可愛かったので、意地悪く言い返してみた。 「あの時の魔理沙は可愛かったなー。顔を窓に押し当てて外を見てさー……」 「だからやめろって言ってるだろー!」 そう言ってポカポカ叩いてくる魔理沙。しかし、本気で嫌がっている訳ではない証拠に、 手にほとんど力が籠っていないし顔も笑みのままだ。 こちらが手を上げて降参すると、満足したのか叩いていた手を止め―― 「おっと」 「ふふっ」 倒れ込むようにして膝の上に体を預けてきた。 しばらくもぞもぞと動いていたが、収まりの良い位置を見つけたのかすっと力を抜いて、 そのままこちらをじっと見つめてくる。 こっちも魔理沙の澄んだ瞳を見つめ返し、無言のにらめっこが始まる。 ずっとそうしていても良かったのだが、魔理沙の頬がじわじわと朱く染まっていき、それでも尚見つめ続けたら ふいっと目を逸らされてしまった。 苦笑しながら頬を染めた魔理沙の髪を指で梳くように撫で、逸らされた目線を追って窓に目をやる。 見える景色は大都市の煌々とした光に比べれば幾分か暗く、幻想郷の灯に比べれば大分に明るい町だ。 二人して無言で外を眺めていると、不意に魔理沙が沈黙を破り 「もうこの旅行も終わりか……。なんだか名残惜しいぜ」 しみじみとした口調で言った。普段と違う様子に面食らいながらも、少しからかいを込めて答える。 「まだ終わった気になるのは早いぞ。おうちに帰るまでが旅行だからな」 「おうちに帰るまで、か……」 そう言って再び沈黙する魔理沙。心なしか元気が無いように見える。 しばらく遠くを見つめて考え込んでいたが、何かを決心したように小さくうなずくと 起き上がって俺の隣に座り直し、こちらの目をまっすぐ見つめて、言った。 「○○。このままこっちの世界に残りたいと思ってないのか? 幻想郷より元の世界の方が良いって思わないのか?」 不安げな目で見上げてくる。そんな魔理沙を安心させたくて、俺はわざと断言口調で答えた。 「もう何年も前に離れた場所だ、こっちの世界に未練なんてないさ。 それに、魔理沙だけを幻想郷に帰したら、そっちの方がよっぽど後悔する」 「でも――」 「前にも言っただろ?俺が一番大切なのは魔理沙、お前だって」 「……」 言い返そうとした言葉を押し切って最後まで言いきると、魔理沙はもう何も言おうとはしなかった。 しかし、まだ納得していないのは見てとれる。俺が本心を隠しているのではないかと疑っているのだろう。 そりゃそうだ。俺自身でさえ心の中にわだかまったもやもやした気持ちをうまく表現できる言葉が見つからないのだから。 自分の気持ちを表せる言葉を探して、だんだん民家の明かりもまばらになってきた景色に視線を逸らす。 自分がいま何を思っているのか、何をしたいのか、どこへ行きたいのか。 明確な答えが得られないまま、とにかく言葉を紡ごうとしたその時 「――」 こつん、と何かが肩に触れる感触がした。 「――魔理沙?」 思考を中断して見てみれば、魔理沙が肩にもたれかかってきていた。 よく耳を澄ますと、列車のガタンゴトンという音に混じって小さく規則的な寝息も聞こえてくる。 「……さすがに疲れが溜まってたのか」 何しろこの1ヶ月間、誇張なしに日本全国1周したのだから。 いくら元気印がトレードマークの魔理沙とはいえ、流石に体力が持たなかったのだろう。 あるいは明日で終わりだと思って気が緩み、今まで溜まっていた疲れが一気に出たのか。 「まったくしょうがないな」 口では悪態をつきつつも、起こさないようにそっと頭の位置を調整してやる。 そして、寝る前に故郷の景色を目に焼き付けようかと窓の外に目をやり―― 「ははっ。傑作だな」 思わず笑ってしまった。 ちょうどトンネルに入った列車の窓からは外の景色は見えず、 かわりに窓ガラスに映っていたのは、俺にもたれて幸せそうに眠る他ならぬ魔理沙の姿だった。 先程まで悩んでいたことが急に馬鹿らしく思えてくる。俺が悩むまでもなく、答えはとっくに決まっていたようだ。 「絶対にお前を離さないからな」 そっとベッドに寝かせた魔理沙をぎゅっと抱き締めて耳元でそう囁いてから、列車がトンネルを抜ける前にカーテンを閉めた。 愛しい人の横にそっと潜り込んで、起こさないように軽くキスをする。 小さな手を離さないようにしっかり握って目を閉じ、襲ってきた睡魔に意識を手放す。 繋いだ手が握り返してきたように感じたのは、ただの錯覚だろうか。 ――そして翌朝 「よお、お久しぶりー」 「お久しぶり」 「一ヶ月ぶりに会うと、結構長く経ったように感じるもんだな」 「ああ。しかも今回は特にな」 東京の駅前広場の一画、俺達が着いた時にはそこに人と人以外が大集合していた。 固まって喋っている男連中を見つけ、今回の旅行について報告しあう。 魔理沙はと言うと、少し離れた所でこれまた固まって話に華を咲かせていた霊夢やアリス達を見つけ、 風のように走り寄って行った。 「みんな揃ったようね。では、これより幻想郷に帰還しますわ」 全員揃った事を確認して、恋人の●●の腕を掴んだ八雲紫が声をかける。 いつの間にか横にいた魔理沙が腕を絡めてくる。周りを見渡すと、どのカップルも手を繋いぐか腕を組むかしている。 紫が腕を軽く振ると、前にスキマが開き、その向こうには懐かしい幻想郷の風景が見える。 「1ヶ月がかりの旅行もお終いか。なんだか終わらせるのが惜しいな」 順番が回ってくるのを待つ間に、横にいる魔理沙に尋ねてみる。きっと同意してくれると思ったのだが、 「違うだろ○○。今言うべきセリフはそれじゃないぜ」 魔理沙はいたずらっぽく笑い 「お家に帰るまでが旅行、だろ?」 「そうだったな、これは1本とられた」 笑い合っているうちに順番が回ってきた。 このスキマを潜れば、もうこっちにもどることはできない。 自分の故郷だった世界を最後にぐるっと見渡し、大きく息を吐くと、軽くスキップでもするように自分の世界に飛び込んだ。 新ろだ95 ───────────────────────────────────────────────────────────
https://w.atwiki.jp/mugen-complete-wiki/pages/99.html
MegaMari(霧雨 魔理沙+マブカプ+カオス) 作り主 ロック魔理沙の人 Ver0.55くらい とりあえず公開中です。 なんかtxtの日時と合ってないですが、あくまで「くらい」なので勘弁してください。 うっかり記述ミスがあったんで、パッチファイルの上書きをお願いします。 MegaMari_080130_patch.7z MegaMari_080130.7z.001 MegaMari_080130.7z.002 MegaMari_080130.7z.003 MegaMari_080130.7z.004 MegaMari_080130.7z.005 ファイル圧縮には7-zipを使ってます。解凍の際はインストールをお願いします。 http //www.7-zip.org/ja/ ファイルが同じディレクトリに全部揃った状態で「MegaMari.7z.001」のファイルに解凍処理を行えばフォルダが生成される筈です。 リネームとかはする必要ありません。 下手に別の解凍ソフトを使うより素直に7-zipで解凍したほうがいいかも・・・? (rarじゃなくてすみません) 解凍できない方が多いみたいなのですが、何でそんな事態になっているのかよくわからない状況です。 こっちの環境では問題無く解凍できるので頭をかしげている状態です。 更新履歴 2007/12/29 公開 2008/ 1/23 レイジングストーム、羅生門を追加 2008/ 1/29 滅びの爆裂疾風弾、ハイパーボム、Rocksを追加 本日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/mind_of_hunting/pages/46.html
始めに 以下作品は全て、旧サイトにて発表された小説です。 作品は一部を除いて発表時期が早い順に上から並んでおり、 同名著者の作品は1つの枠にまとめてありますが、同じく上から発表順に並んでいます。 なお、これらの作品の中には未完の作品も多数存在しますが、 続き等の質問をされてもお答え出来ませんのでご了承下さい。 続きの発表は何時でも受け付けております。 WIKIの特性上、各自が文章の追加を容易に行えるので、 各著者の方々からの未完作の完結を心より歓迎いたします。(掲示板でも受け付けています) 現在このページは制作中です。 作品を読みたい方はこちらへ→Mind of Hunting ドーン伝記 この小説はモンスターハンターで調合生活の掲示板から始まったリレー小説です。 全5部構成からなる長編。 運命に導かれし4人の狩人達の波乱に満ちた物語。 彼らを最後に待ち受けるその運命とは… 現在、当掲示板にて継続中。 著者:ライテスト様、SKY様、搾取の鬼商人様、ぶるぅ様、通りすがり様、流民参十朗様、流浪の落人様 ぬかみそ様、z様、グラビハンター様、フルカネ様、自由なクモ様、ぽんち様、Masaki様 ↑ Monster Hunter Generation? 『ドーン伝記』シリーズのサイドストーリー的な小説です。 この小説を読む前に『ドーン伝記』を読むことをオススメします。 著者:ジャンピン・ジョニー様 ↑ エーベルランド記? 非常に読みやすい作品です。 著者:ビヨンド様 ↑ ショートコント集? ここの小説のキャラが繰り広げるショートコント集です。 著者:でいあ様、ライテスト様 ↑ ネタ小説【ネタ爺の伝説】? モンスターハンターの世界にあるちょっとした出来事。 そういうちょっとした事から作っていったネタ集です。 著者:自由なクモ様、流浪の落人様、ライテスト様、カルパッチョ様 ↑ まったり小説? タイトルの通り、まったりとした感じの小説です。 著者:でいあ様 ↑ 掴まなければならないもの? 世界一(?)のダメビビリハンター『ミズチ』 その心意気を変えるものは現れるのか!? 著者:ロロ様 ↑ 三人のハンター達? 自分の名を上げるためにミナガルデの町に来た三人。 三人が出会ったモンスターは!? 暴走生物!!? 異形の飛竜『フルフル』 大空の王『リオレウス』 その2頭から生まれる子供はいったい―――――? 山菜爺物語? 森と丘などでアイテムを交換してくれる山菜爺の私生活です!! 必見!? Triple H? 俺はギルドに雇われた傭兵さ… 俺の仕事はHunterのHunterのHunter だから通称Triple Hだ そんなおかしな仕事をしてる奴のお話だ そのおかしな仕事が何なのか? どんなものなのか?それを知りたくないか…? 泣かせたくない俺がいる? 超一流ハンター及びイケメンとして名高い二人のハンター 深紅の長めの髪をしたヴァーンと 蒼く短い髪をしたコールド この二人はG級のリオレウス討伐に向かうことにする しかし超一流ではあるのだが 実際はどこか馬鹿というか天然な二人で エリア3で昼寝をするという愚行犯す 眠っているところをレウスに踏みつけられ痛手を負って…? 赤髪青髪 シャーシン6に秘密基地? 著者:k様 ↑ 竜騎六番隊? オリジナルモンスターが多数出る小説です。 著者:カルパッチョ様 ↑ 新たなる世界? 王国での暮らしからハンターへ。 その物語です。 著者:ヒロ様 ↑ ブラッディ・タワー? このサイトで幾つもの小説を手がけてくださっている、ライテスト様の小説です。 著者:ライテスト様 ↑ 不幸なハンターの物語? 噴介という主人公の不幸な不幸な物語 著者:TIKINNPTT様 ↑ LEGEND・OF・HUNT? この小説は初めて書いた小説で短いですけどもよろしくお願い致します^^ クックの怨念? LEGEND・OF・HUNTの続編みたいな小説です。 色々新種や亜種がいますがよろしくお願い致します(@^^@) 新たなる記憶 ~もう一つの物語~? 親と大喧嘩して家を出たロウド。 ハンターとなるべく商業都市エスニボックに行くが・・・。 著者:Masaki様 ↑ 夢の共演? タイトルの通り、著者三名のリレ―小説です。 著者:フルカネマン様、SKY様、k様 ↑ 狩り武者? オヴァルという主人公でハンターの生活を描いています。 著者:狐様 ↑ 真夜中ノ戦イノ? ゲリョスの討伐に行くという物語 著者:二刀流騎士様 ↑ 戦場の花? 初小説なので甘く見て下さいじゃ!! 著者:ミス様 ↑ モンスターハンター? 大剣使いのセナが街に着き、イャンクック討伐を受けようとするが そこに双剣使いのライトとボウガン使いの謎の蒼髪の少年が割り込んできた。 結局、三人は共に森と丘に向かうが、そこに待ち受けていたのは―――!? 三人の少年が共にモンスターに立ち向かう、ハンター物語。 サイレントシグナル? 舞台は現代。 モンスターの出現で廃墟と化していく街。 それを防ぐべく作られた組織、モンスターハンター。 その組織の一員、ハンターとして生きるジルファだが 自分が狩りを続けていく理由が分からなかった… それでも、無情にも淡々と、戦いの日々は過ぎていく――― 著者:レン様 ↑ レウスの心? 訓練所のノルマをクリアしてやっと狩りに出てくる初心者ハンター『ジュン』 その物語!! 著者:kouji様 ↑ 絶望の黄色と復襲の青? へたれ小説ですがどんどん書いてくつもりなので、 どうぞよろしくお願いします・・・ 復讐の黄色と絶望の青? 2度目の小説 よんでいただけると光栄です 更新遅れるかもしれないでその時はなんか一声かけてください そしたらやる気でるかもしれないっす(ぇ 著者:ds様 ↑ 英雄への道? 『村』の新人ハンターが『街』へと。 著者:ディン様 ↑ ダーティハンター孫七1? 主人公、孫七がリオレウスを狩った。 しかし、ハンターには日常茶飯事のその事で問題が起きてしまう――――― 著者:うじさね様 ↑ 死神? 文章の構成がしっかりしていて、とても読みやすい作品です。 Monster Killer? ナンパ男から受付嬢を助けた主人公。 その結果は幸か不幸か・・・・? HUNTER GAME? 最新技術、リアル・シュミレーション・プレイ。 実際のその場にいる感覚で疑似体験できると言う新技術。 それを使い、主人公は2005年に発売されたモンスターハンターGというゲームに入っていくが・・・・? 著者:クロノ様 ↑ 終わり無き旅路? 伝説の飛竜を倒し、英雄になった主人公。 しかし、あまりの強さのために英雄は世界がつまらなくなってしまった。 著者:ムチウチ3世様 ↑ Lost hell? 主人公リオンと謎の男のリオレウス早狩り対決!! 中断作 The sickle of death? Lost hellのキャラクターをそのまま引き継いだ作品です。 著者:蒼獅様 ↑ 黒龍伝説? 会話中心の小説です。 魔物の村? 爆発するような笑い声。生暖かい酒の匂い。 それに混ざるように話しているギルドチーム『魔物』 彼らを待ち受ける強大な存在に、気付くはずもないだろう・・・・ 著者:アイルー様 ↑ + 貴 方 に 会 え た こ と +? この物語は通り過ぎて二度と戻れないものを想う切なさと痛み、 でもそれを越えても想い続けることの強さ。 そういう悲しくて、それでも強くて綺麗な想いの物語。 出来ることなら一度に最後まで読み尽くして下さい。 -銃と剣の狂想曲-? 主人公二人とその取り巻き達の慌ただしい物語です。 行き当たりばったりで筆を進めているので、作者にも今後どういう展開になるか 分からないというのが怖いところ… 稀に実在しない弾薬も出てきますが気にしない方向でお願いします。 著者:銀獅子様 ↑ モンスターハンター物語? 13歳から受ける事の出来るハンター試験。 そこに挑む新米ハンターの行く末は!? 著者:ゲーン様 ↑ 覇龍の絆 神龍の絆? 著者:クレア様 ↑ angel of wrath? 怒りの天使 と呼ばれる女の凄腕ハンターのラナは ミナガルデに向かう途中、ココット村に立ち寄り暫くは滞在することに・・・ ココット村でラナはどのように過ごすことになるのだろうか? 著者:kan様 ↑ モンスターハンター -世界の意思-? この小説は友達二人と書きました。なので書式が二つになってしまいました^^ 内容は主人公とヒロインが色んなことをします。それだけです。 ちなみにこの小説は一話が大分長いので根気良く読んでくださいな。 では。 著者:悪雷様 ↑ Rain is like wind? 各地を転々、ギルドに属さない裏ハンター レイン。 彼の前に現れる、謎の生物達。 光を恐れる女。異端の飛竜。そして、水辺に映る影。 未だ見知らぬ、壮大な『命』 それらは、ヒトの触れてよいモノではないのかもしれない。 著者:義魂様 ↑ ミキティとトカゲ? 狩りに行ったミキティは喋るレウスに出会った。 最後の願いはお肉が食べたい! そんな願いを聞き入れたミキは金肉を手に入れ、食べさせると… なんとレウスが人間に…!? 著者:URKE様 ↑ 煙り? 欠けたものを探し旅に出た孤高のハンター 狩ること以外の、新たな感動を求めて 著者:バイン様 ↑ 異界より来し者 ~crimson moon~? 彼は、一度死んだ存在であった。 彼は、この世界の存在ではなかった。 彼は、自らの『願い事』を探していた。 紅き月の現れる時、運命の歯車は回り始める・・・・・・ 著者:カリオン様 ↑ 狩人の資格? 本当の名前と過去の記憶を失ったライ 自身の名と思い出を取り戻す為、親の仇を取る為、 例え許されぬ事であってもただひたすらに竜達を狩り続ける。 とある狩人の戦い? ハンターはモンスターを狩ってこそハンターだ。 だけど彼は違う! 彼が彼である証の為に戦う! 戦いの最中に受ける傷!自分の体に纏わり着く血!火薬の匂い! ただそれだけが彼が生きている証となっている。 向かって来る者は全て潰す!たとえそれが龍で有っても、全力で潰す!雑魚でも容赦無く潰す! そんな彼が彼が彼で在る為に今日も戦い続ける。 著者:M・H様 ↑ 異世界の青年 ~存在なき竜~? 突如現れた謎の青年。 雑魚中の雑魚ランポスを瞬殺し村へと向かう。 著者:破滅が奏でる交響曲様 ↑ 大きな代償? 新しい仲間 コウタ? 大きな代償シリーズ、二作目。 ショット達はリオレウスを倒した、だが、ユウスケという、大きな代償を払ってしまった。 その穴埋めに選ばれた、男はなんと! 著者:水竜様 ↑ 裏切りの中で・・・? 1人の少年の旅立ちで、世界が救われる。 伝説の龍「ミラボレアス」を倒し、別れた父兄と再会すると 人々から「悪の心」が抜き取られ、「平和」を手に入れる。 機会があったら是非よんで下さいm(_ _)m 著者:TOTO様 ↑ 風前の灯火? 著者:疾牙様 ↑ ハンター生活日記? 著者:紫音様 ↑ 絶望と快楽と死と・・・・・・? 現代に住む朝生雷は今の生活に退屈していたが、 偶然ネットで見つけたサイトに記されていた場所に行く。 すると、今まで見た事も無い世界に!!! 異世界にワープした雷の運命は?! 著者:ギア様 ↑ ディアブロス日誌? 明日狩られるかもしれない日々を送るディアブロス そんな時思いついたのが日記を書く事 自分の生きた証拠を残すため日記を書く事にしたディアブロスの 命の日記である、内容はグダグダである(真面目に書けェェェ!! 絶体絶命? とある謎の島でドスランボスを狩に来た3人 ダイ、サラ、ジロウ らくに仕事が終わるなと思っていた3人だが ふとあることが起きてしまい武器はおろか防具までも無くしてしまった! 希望はたまたま船から全部降ろしていたアイテムだけ しかも島にはドスランボス以外にも凶暴なモンスターが潜んでいた・・・ 著者:ダーク様 ↑ 狩人の記? 著者:零様 ↑ 強大な邪竜? とある日、ギルドマスターからミラボレアスが砦に住み着いたと報告があった。 それを聞いた晋、北原、南、山田はそのミラボレアスの討伐に向かった・・・。 最強の狩人? 著者:こばっす様 ↑ 赤い月と青き大地? 今から6世紀前の中世シュレイド… 後世の歴史家達は、この荒々しくも眩しかった、この時代についてこう語る。 「当時は、今より厳しく、過酷な弱肉強食の時代であった」と…。 500年も続いた狩人の時代の始めに実在し、今もなお最強と謳われ、 〈南の獅子王〉と呼ばれるギルドナイツであり、稀代の天才と謳われるハンターで あった、伝説のギルドナイツ〈アレン、フェルナー〉の生涯はほとんど謎である。 しかし、〈彼〉と同じ姿で同じ名を持つ青年によって今、明らかにされる。 これは、長い歳月が過ぎても語り継がれる伝説のギルドナイツと竜人族の弟子 そして、彼の良き友人達の語られなかった真実の〈物語〉……。 血に刻まれた記憶? 何世紀も昔、その名を知らぬ者は今もないと言う、伝説のギルドナイツ。 〈アレン、フェルナー〉… 彼の生涯については、今もなおわかっていない…。 しかし! 彼は、確かに存在していた、確かに生きていた。 彼が生きていた証は、確かに存在する… そう、彼の血を引くただ一人の青年である。 彼の名も同じ〈アレン、フェルナー〉で、目の色が逆であることを除いて まるで、本人がいまだに生きているかのごとく、全てが瓜二つであるが、 もう、本人は何百年も前に鬼籍に入りいない、けれど彼は「生きている」 血に刻まれた遺伝子という記憶の中で…。 著者:カラス様 ↑ 輪廻? この世界のすべては巡り廻っている... この力こそが全てだった時代は全てが輝いていた... 狩人の鎮魂歌? それぞれの思いを胸に若者たちは行く... 生きるか死ぬかは分からない...... しかし命をかけてでも成し遂げたいことがある... それが、モンスターハンター......... 著者:ダイナ様 ↑ Monster Hunter ~わりと大きな力~? 今日も今日とて、王都は平和 市場には活気が溢れ、攻防からもリズムよく、鉄を鍛える音が響く―― そんな日に、王室警護兵の仕事なんて、見回りくらいのもの。 毎日暇で仕方ないけれど、王都が平和ならそれが一番なんだろう そんな風に考えている、最近年が気になりだしたオジサンの物語です。 著者:サンアン様 ↑ あるハンターの記録 15歳になった大剣使い竜神は、ドスランポス、イャンクック、ドスガレオスなどの飛竜を相手に戦っていく。 そして、裏の家の幼馴染、放浪や砂漠のガンナー、『天地の覇王』の隊員などの人達の出会いや別れを経験し、 成長する過程を描いた第一章!! 著者:かるら様 ↑ 人と竜? 初めての小説ですが、読んでくださったらとてもうれしいです。 著者:マジン様 ↑ 上手に焼けませんでした? 肉狩りのエキスパートと呼ばれる事になるユキトと 何故か寄ってくる変態ハンター達のハンター生活記 著者:夜雲様 ↑ 貴方に捧ぐ唄 -symphony-? 青年は音楽ではなく狩りを選んだ。 復讐のために楽器ではなく武器を・・・。 少女は青年のために詩を作る。 同じ復讐という名の下に・・・・・・。 著者:ラルク様 ↑ ここはドンドルマの街 之 英雄? 生まれながら英雄になる宿命をもつガラーン、 一流のランス使いでありながら無類の女好きであるロイド、 お互い反発し合うも相手を認める男女。 でも現実はどこまでも残酷で……(注:恋愛物語ではありません)w 新米ハンターの悲しい成長物語 著者:アシュー様 ↑ sazan kurs? 著者:ムギ米虫様 ↑ 龍達の鳴き声? 著者:Rios様 ↑ ライフライン? 村上がりのハンター リオン が街で初めて成功した依頼。 それが、砦防衛戦だった。 それだけに嫉妬をする先輩ハンター達。 そんなリオンを支えるかけがえのない存在である カズ ・ ハル姉 ・ ザンギロフ 4人がおもむろに受けた依頼は、一見何ともない依頼だったのだが・・・ 著者:古龍観測所様 ↑ 死神の刃? BESUTOHURENZU? 著者:桂 小太郎様 ↑ 終無き戦? 著者:れうす☆はんたぁ様 ↑ フェン伝記? 初めて街にきたフェン。 そこで、初めての仲間”マイ”に出会い、 それからいろいろな苦難を乗り越え、 仲間と出会う。 著者:サクマ様 ↑ 一話だけの伝説? ハンター達は巨大な竜を相手に戦う。 巨大な竜は武器を持つ者と戦う。 ひ弱に見える防具はハンター達の命綱。 しかし竜は細い命綱を引きちぎる。 剥きだしになった体はきっと竜の獄炎によって炭になるだろう。 それを知ってハンター達は戦う。 明日の自分の為に。 著者:rios様 ↑ モンスターハンター ジーナ? 煌めく英雄の伝説ではなく、 運命に弄ばれる奇譚でもなく、 ただ、そこにいるハンターの物語 モンスターハンター ジーナ 彼女の狩りに同行してはいただけませんか? 著者:おーさく様 ↑ 心の在り方? 自分の道を決める二人の少年少女の物語。 少年は自分の道を見つけれることができるのか!? 著者:ゆうあさ様 ↑ 世界は青く、とても広く? 世界は美しいようで残酷な物。 それでも小さな宝石は夢を見る、追い求める。 果たしてそれは愚かな事か、正しき事か。 小さき故の価値、小さき故の無価値。 そのどちらが勝ろうと小さな宝石は輝くだろう。 その内の夢を求め。 著者:重力様 ↑
https://w.atwiki.jp/marisa-kirisame/pages/26.html
覚えておきたい基本コンボ - Combo覚えておくと役に立つかもしれないコンボ地上コンボ ABループコンボ 空中コンボ 天候限定 キャラ限定 ※Dはダッシュとする。空Dは飛翔で代用できるがコンボの必要霊力には入っていないので注意 ※対レミリアでは端コンボでAAA B 6Cと繋いだ場合、以降の空中での攻撃が入りづらい ※コンボを追加するとき、多段ヒットのものはヒット数も記載してください ex B射撃3ヒット→B(3) ※多くのコンボはv1.02時点で成立が確認されたものです。一部コンボが入らなくなっている可能性があります。 覚えておきたい基本コンボ - Combo rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 ☆ AAAA DA ウィッチレイライン 2532 1 霊夢には非推奨。DAのタイミングがシビアなので注意。1.02以前は萃香以外限定だったが1.03以降全キャラ対応に ★ AAA 2B(3) 6C 2142 2 中央 ↑のコンボの代わり。慣れれば割と決まる。感覚的には2Bが2Hitしてから6Cを入力するといい。6Cは少し待ってから出さないと当たらない(2Bが3hitしたところ) ★ AAA B(3) 6C(9) J2A J2C 3469 3 壁端 ○ 難易度の割りに高ダメージ、狙う価値あり。J2Aタイミングが最初は難しい。リプレイ参照。 ★ AAA B(3) C J2A J2C 3265 3 壁端天子以外 ○ 上記コンボの簡易版 レミリア用。Cで敵が浮くので繋ぎ易い。 ★ AAA B(1) 6C(9) (JA) J2A J2C 66 J2A 3459(3665) 3 壁端 ○ WJ2Aコン。JAを挟むとダメージアップ、レミと萃香にはシビア ★ AAA B(1) 6C(7) (JA) J2A J6A レイライン 3566(3351) 3 壁端 ○ レミ、萃香にはシビア。難しい場合はJAを省くと安定。〆後の猶予期間は短め AAA B 6C 236B(一瞬溜) 3200 3 壁端 お手軽高火力コンボ 6Cはキャンセルしない溜める時間でダメージ変化 昇竜が暴発しても大丈夫 AAA バスキー(5) J6A レイライン(レヴァリエ) 2826(3152) 2 どこでも 可 密着推奨。相手キャラの背が低くなるにつれ、距離が離れるとバスキーがカス当たりし易くなる JA J6A 6C 追撃 1975~ 1~ 空中始動 追撃は威力の高い順にレイライン、ナロー、J6Aなど。レヴァリエを入れるならレイラインの後が良い 溜3Aor溜6A(クラッシュ) スペカ 0 無し 相手をクラッシュさせた場合の追撃法。出が遅いスペカはガードされるので注意。また、溜6Aは密着状態だとクラッシュしてもスペカは入らない。 AAAA 各種スペカ 変動 0 無し 実り以外は入る ブレイジングスターはキャラ限有り。 DA レイライン 1565 1 無し DAがガードされた場合はレイラインは撃たないほうが良い ☆ DA バスキー J6A レイライン 2516 2 無し 可 覚えておくと役に立つかもしれないコンボ 地上コンボ rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 AAAA A アップスウィープ 2504 1 無し AAAA B JA J6A JB 2 壁端 ディレイA連の4発目だけ当たったときの暴れ狩りコンボ。 AAAA 2A 6A レイライン 2798 1 壁端 キャラ限定。レヴァリエで〆ると3484 ※詳細は小ネタ参照 6C ナロー 2245 2 近距離 近距離で6Cが当たった場合の追撃コンボ 6C マスター 3775 1 無し マスパの入力タイミングをミスすると繋がらないので注意 AAA B(3) 6C(10) マスター 4199 2 壁端 ダッシュ慣性で中央からでも繋がる 6Cの仕様上マスパが確実に繋がらないことがある AAA B(3) 6C(10) レイライン レヴァリエ 4030 3 壁端 A始動レヴァリエコンボで最大威力。マスパ〆で4220 AAA B(3) 6C jc JC 66 レイライン レヴァリエ 4290前後 4 壁端 AAA B(3) 6C JC J6AorJ2A 3564(J2A 3581) 3 壁端 ○ レミにはJ2A。〆後の状況もJ2Aがいい。 AAA B 6C バスキー JA J8A 3331 2 壁端 ○ AAA B(1) C JC 空D J6A 3030 3 壁端 ○ AAA B(1) C JC 66 JC 66 レイライン 3704 5 壁端 ○ 全霊力使用。レイラインの補正切り無しで3622 AAA B(1) 6C(8) JC 66 JC 66 レイライン 3825 5 壁端 ○ 上記コンのCをJ6Cに。ダメージと難易度アップ AAA B 6C 8HJ J2B(2Hit J6C (66) レイライン 3700-3950(4000) 5 壁端 ○ 萃香レミ以外高難易度超火力コン。補正切りに成功すれば4k AAA B(1) C JC 空D JA J8A 3410 3 壁端 AAA B(3) C JC シャワー 3614 4 壁端 ○ 霊力を多く使うがダメージ的においしい AAA B(1) 6C JA J2A 214B 3211(3349) 3 壁端萃香以外 難易度高め 214Bをアップスウィーブでダメ3349に増加 AAA B(1) C 7hJ C Bグリーン J6A 3212 4 壁端 ○ グリーンスプレッド使用端コンボ。難易度はとても高い (JA) AAA B(1) C JC J6D JC レイライン 3521(JA 3680) 3 壁端 最初のCを6Cに変えれば威力上昇難易度上昇。霊夢、文、イク、天子は6Cからでも簡単 JA J2B(3) JA AAA B(3) C 8J JC J6A 3789 3 壁端 ○ JA J2B(3) JA AAA B(3) 6C(10) ミアズマ 3697 3 壁端 ○ キャンセルが速すぎると魔方陣が出ない。Cミアズマは入力は楽だが〆後の猶予時間短め JA J2B(3) 空D JA AAA B(3) 6C(9) JC J2A Jグラウンド 3929 3 壁端密着 ○ J2A Jグラウンドは最速。6cのキャンセル場所によって難易度変化。10Hitは無理? A B(3) 2C シャワー コンボ 変動 2 壁端密着 メテオによって霊球が3個削れることを利用した割りコン。超特定条件でしか使えない AAA B C (236C) シャワー 2831 2 壁端 上記を簡略化。何も考えなくても全てガードさせれば割れる。ガード確認後236Cで884ダメージ 2A 3A 6C 1910 1 6Cは端付近のみ 固めにも使える2A始動のコンボ 2A B 6C (JA) J2A J2C 3033 3 壁端 2A始動。JAは距離と敵身長次第か(要検証)。JA抜きで17Hitで左のダメ DA バスキー J2A Jグラウンド 2369 1 壁付近 ○ 体格が大きければスターダストの代わりにラジアルストライクが入る。 DB J6A 各種追撃 2200~ 0~ 壁付近 DBカウンターヒット時の追撃にどうぞ DC(CH) DA レイライン スペカ 2985~3408 2~3 何処でもor限定 詳しい内容はこちら参照 昇りJA J2A J2C 3D J6A J6C 2300 3 壁端 空地両対応固めコンボ。地上ガードされても3DからJAで固め継続。AAABから相手のしゃがみガードや空ガード読めたら遠Aで 昇りJA J2A グラウンド 6D JA J6A 2000 3 中央 上のコンボの中央版。J2Cが端じゃないと当たらないので代わりに。逆に端だとグラウンドから続かないので使い分け必要。 バスキー J6A J6C 2209 2 端付近 ○ バスキーからのお手軽コンボ。スペルを使った追撃も可能 バスキー J6A J6A 2357 1 端付近 ○ ナパーム CHJor9HJ ナパーム 6D ナパーム 6D 6A 3 壁端 相手は壁端にいて魔理沙は相手から1~4キャラはなれたところ デビルダム(2) J2A J2B 6D JA J6A J6A レイライン 3960 2 壁端 デビルダム×5 3960 5 超限定位置 ○ Ver1.03 トーチが2Hitする位置でのみ可能だが、位置合わせが甘いと5発目が入らない。Ver1.03よりLV1でも可能に。 デビルダム×4 ブレイジングスター 6030 4 超限定位置 ○ Ver1.03 上記同様トーチ2Hitする位置のみ可能。ただし位置合わせは上記程シビアではない。 デビルダム(3) (JA) J6A J6C(8) 2600(2825) 2 無し ○ トーチがカス当たりしなければok。J6Cを7hit(limit98%)で止めてレヴァリエ〆で3606 J6C 66 J6C 66 J6C 2837 3 無し ○ 相手が少し高い位置にいたほうが楽。 ABループコンボ rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 {遠A B}*n 遠A 3A ~4000前後 ~5 壁端、キャラ限定 可 小町、天子、レミリア(遠A先端当て)、咲夜と幽々子 (屈み)に安定して入る AAA B J2B 6D JA AAA B 遠A 3A 3811 開始に2 壁端 立ち文限定 {AAA B J2B 6D JA}*2 AAA B 遠A 3A 4421 開始に3 壁端 立ち文、小町限定 {AAA B J2B 6D JA}*3 AAAA 4620 開始に4 壁端 立ち文、小町限定 JA {AAA B J2B 6D JA}*3 AAA B レイライン 4723 壁端 立ち文、小町限定 AAA B {歩きAAA B}*5 歩きAAAA(orAAA レイライン) 4900 7 壁端 天子 {AAA B 歩きAAA B (最速空中ダッシュ) JA}*3 AAAA 4999 6 壁端 天子 空中コンボ rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 JA J8A ディレイC 8D J2A 2481 2 空中始動 相手がやや上にいるときの空中コンボ JA J6C(10) 6D J2A J2C 6D J2A 3044 1.5 空中端 ○ 相手がやや下にいるときの端空中コンボ。慣れれば簡単。 JA J6C(10) 6D JA JC 6D JA J8A 3258 4 空中端 ○ 相手との座標が合っていないと成立しないネタコン。 JA J6C(7) 6D JA JC 6D JA J6A レイライン 4 空中端 最後のJ6Aは高さ調節キツイからJ8Aで妥協できる。運ぶコツは6飛翔は相手に密着するまで引き付ける。三回目のJAは省いて、直でJ6A レイラインが安定しそう JA J6C 6D JA JC 6D JC レイライン 3500 2 空中端 ○ 位置関係が厳しい JA J6C 6D JA J6A レイライン 3032 2 壁端 ○ 〆をCにすると魔法陣 JA J6C 6D JA JC JA J8A 3258 4 空中端 ○ JA J6C(10) 6D JA C J6A 3080 4 壁端 ○ 壁隣接で成立 JA J6C 6D J6A 6C レイライン 3006 4 壁端 ○ JA J6C 6D J6C レイライン 3155 2 壁端 タイミングがかなりシビア。敵が自分より上にいないと当たらない JA J6A 6C(6D J6A 6C) 6D 8A C 8D JA J6A 6C 壁端 割れ確定でレイライン レヴァリエが入る (JA) J6A B即キャンセル6C 6D 6C 2400 2 空中中央 ○ Bが6Cの合間に当たる。慣れないとむずいかも JA(CH問わず J6C ドラゴンメテオ 4900~5300 中央~壁端 高度限定 Dメテお手軽5kコン。JAからJ6Cが当たる状況で相手が中央から壁背負い。J6Cを即キャンセルで安定しやすい。 J2A J2A ブレイジング 3800 0 めくり めくりからのお手軽大ダメージ J2A J2A 6C ナロー 2100 2 めくり 壁付近ならレイラインで2300。ガードされても固め継続。JA Aをガードさせた後が比較的狙いやすい ☆ J2A J2A J6C 66 J6A 2401 1 めくり ○ 密着してはいけないが、それほど離れなくてもよい ☆ HJ2A J2A J6C 66 J6A 2293 1 めくり ○ これが安定して使えるようになると長巻→どうたぬきぐらいのレベルアップ。実戦では相手も動くので難しい J2A J2B 6D JA J6A 6C 2344 2 壁端 レヴァリエ込みで3122 J2A B 6C J2A J2C 2847 2 壁端 J2A JC レイライン 1987 1 空中中央 相手のちょっと上で当てた場合のコンボ。高すぎるとダメ J2A JC レイライン レヴァリエ 2650 1 空中やや端 上記にスペカをプラス。敵が壁にぶつかってくれないとスカす J2A JC ナロー 2144 2 空中始動 ○ タイミングが結構シビア。当たらなかったり当たっても魔法陣付かなかったりする J6A 6C 6D J2A 2C 2204 2 壁端 ○ J6A 6C ストライク 2248 2 壁端 ○ J6A 6C スウィープ 2091 2 壁端 ○ J6A B C スウィープ 2346 2 壁端 ○ J6A B 6C レイライン 2520 2 壁端 ○ 敵から1キャラ分離れるか、敵の下でJ6Aを当てる必要がある J6A J6C(9) 66 JA JC レイライン 2724 3 壁端 ○ 6Cを10ヒットさせるとJCで魔方陣 J6A J6C 66 J6C 2117 2 ○ 相手が低い位置にいる場合はカス当たりしたり落としたりしやすい J6A J6C レイライン 2346 2 レイラインが届く範囲 さらにレヴァリエを追加可能 J6A J6C 66 J2A レイライン 2573 2 端付近 ○ J6A J6C 66 J2A ドラゴンメテオ 4224 2 端付近 ○ J2Aがちゃんとヒットしたのをみてから焦らず入力しても間に合う J6A 2B 6D 6C レイライン 2463 2 空中端付近 J6Aを最速2Bキャンセルして落ちる敵を救い上げそこに6C。まず成功しないネタコン ☆ J8A ディレイJC 8D JA J6A 2433 1 端以外 ○ JCのタイミングは練習すれば簡単に掴める。 ☆ J8A>JB(当てない) JC 8D JA J6A 2433 2 端以外 ○ ↑のJCのタイミングがわからない方は霊力が一つ多めですが、こちらを。JB→JCは即キャンセル。JBは添えるだけ・・・ J8A(CH) ディレイJC(スカ) 8D JA J6A J6C 2282 端以外 カウンターヒット時 天候限定 rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 AAAA HJ ディレイJ2A(めくり) J2A ブレイジング 4113 0 風雨 ☆ AAAA HJ ディレイJ2A(めくり) J2A レイライン 2934 1 風雨 ○ ☆ AAAA HJ J2A JC 2D レイライン 3025 2 風雨 ○ 遠A JA J6A JC (レイライン) 2816 1 風雨時中央遠A空中ヒット時 DA J2A(めくり) J2A ブレイジング 3956 0 風雨 3A 9HJ 6C 追撃 変動 1~ 風雨 ホールド3A 9HJ下りJA 垂直J昇りJA J2A JC レイライン 2658 2 風雨 ☆ Bグリーン 着地キャンセル Bグリーン 8hJ Bグリーン 2h Bグリーン J6A 4500~7200 4 壁付近 ○ 疎雨限定。8hJ Bグリーンは位置が高い方が2h Bグリーンが入りやすい。空中可スペカでJ6Aの代用可能 キャラ限定 rep コマンド ダメージ 霊力 限定事項 魔法陣 備考 AAA B JA J2A J2A 6C 3252 2 壁端 ○ アリス、イク限定 AAA B JA J2A J2AC 6D J8A 3397 2 壁端 ○ アリス限定 AAA 2B JA J2A J2AC 6D J8A 2962 2 壁端 ○ アリス限定 JA AAA B JA J2A J6A C 3339 2 壁端 ○ アリス限定 JA AAA 2B JA J2A J6A C 3022 2 壁端 ○ アリス限定 AAA B JA J2A J6A C 3148 2 壁端 ○ パチュリー限定 AAA B JA J2A J6A レイライン 3233 2 壁端 パチュリー限定 AAAA JA J2A JC 6D レイライン 3089 1 中央 パチュリー限定? AAAA J2A JC 6D J2A 2790(2900) 1 中央 アリス、パチュリー限定? AAA B JA J2A グラウンド J6A 3070 2 壁端 ○ 文、小町、ゆゆこ、咲夜、パチュリー限定 AAAA JA J2A グラウンド 2663 2 中央 咲夜、レミリア、ゆゆ子、紫(アリス、パチュリー)限定 AAAA 9HJA J2A JC 6D レイライン 3089 2 端付近 咲夜、アリス、レミリア、ゆゆ子、パチュリー、紫限定。端付近と中央の境目くらい。 AAAA 9HJA J2A J2C 6D J2A 2986 2 端付近 霊夢、咲夜、アリス、レミリア、ゆゆ子、パチュリー、紫。ほぼ端 AAAA 垂直JA J2A JC 6D レイライン 3089 2 壁端 うどんげ、文、スイカ、天子以外に入る AAAA 前JA J2A J6A 2663 2 壁端 うどんげ、文、スイカ、天子以外に入る。霊力節約 AAA B J2A J2A JC 6D J6A 3205 2 壁端 ○ 天子限定 {AAA B J2B 6D JA}*2 AAA レイライン 4645 4 壁端 文限定
https://w.atwiki.jp/tsubaki/pages/25.html
《霧雨 魔理沙/Kirisame Marisa》 効果モンスター 星5/光属性/魔法使い族/ATK2450/DEF1500 このカードが効果モンスターの効果・魔法カードの対象になったとき、 そのカードを無効にし、自分の装備にして効果も使用できるようになる。 普通の白黒魔法使い。 相手のモンスター効果や魔法を無効化するだけでなく、パクr・・・ラーニングすることができる。 攻撃力も《冥界の魔王ハ・デス》と同様に、「帝」や《人造人間-サイコ・ショッカー》等の上級モンスターに殴り勝てる。 「魔法」としか書かれていないため、《収縮》などの装備魔法以外の魔法でも装備して使用することができる。 ただし、以下の点には注意。 発動できる状況が限られるカードに関する最低が微妙 魔法&罠カードゾーンを圧迫する 《ハリケーン》等でバウンスされての再利用 《霧雨 魔理沙/Kirisame Marisa》 チューナー 星4/光属性/魔法使い族/ATK2000/DEF1800 巫女に勝つため、人知れず努力する魔法使い。 敵の技のラーニングも努力の一環! チューナーになった白黒魔法使い。 効果こそ持ってはいないが、そのステータスは充分に強力。 なんと、攻撃力が《ジェネティック・ワーウルフ》と同じでありながら、守備力も1800という高めの数値を誇っているのだ。 《マジシャンズ・サークル》に対応する攻撃力で最大の数値を持つため、連続攻撃からのシンクロ召喚、という流れも強力。 イメージ的に、《ブラック・マジシャン・ガール》とコンビを組ませるのも面白い。 どちらも《マジシャンズ・サークル》で特殊召喚できるし、こちらは下級モンスターなので通常召喚も可能である。 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kawards/pages/10.html
- 目次を開く 目次を閉じる 概要 第十一回本物川小説大賞 令和2年12月1日~12月20日 第十回本物川小説大賞 令和元年6月18日~8月11日 事実上の 第九回本物川小説大賞 平成30年9月21日~10月31日 本山らの Presents 第八回本山川小説大賞 平成30年7月25日~9月9日 ロッキン神経痛 Presents 第七回本物川小説大賞 平成29年11月4日~12月24日 第六回本物川小説大賞 平成28年11月18日~12月31日 第五回本物川小説大賞 平成28年7月29日~8月31日 第四回本物川小説大賞 平成28年4月23日~5月31日 第三回本物川小説大賞 平成28年3月1日~4月15日 第二回本物川小説大賞 平成27年12月1日~12月25日 第一回本物川小説大賞 平成27年6月25日~8月9日 概要 プロ作家大澤めぐみ氏を発起人とし三名の闇の評議員にて運営される小説企画。 レギュレーションは各開催ごとに大きく異なる。開催は不定期で現在休止中。 公式ページ 第十一回本物川小説大賞 令和2年12月1日~12月20日 テーマ:「バズ」 闇の評議員:謎の概念(闇の評議員議長)/謎のうさぎ(小説家)/謎の猫(小説家) 開催地:Twitter(現X) 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 ナツメ 『これはフィクションです』 金賞 こむらさき 『母へ』 銀賞 p 『マナちゃんのお味噌汁』 銀賞 @kimiterary 『小説なんてコミュ障がコミュ障向けに書いたもの読んで人の気持ちがわかったり優しい人になんかなるわけないじゃん馬鹿かよって思ってたわたしの優しくて素敵なコミュ強友人が異世界を救う話、を書くわたしの話』 第十回本物川小説大賞 令和元年6月18日~8月11日 開催地:カクヨム 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 阿瀬みち 『あし』 金賞及び長髪イケメン賞 鍋島小骨 『カラヴィンカの祝福』 銀賞 花咲潤ノ助 『ティッシュの花』 銀賞及びきみたり賞 五三六P・二四三・渡 『ネクロオーガン』 眼鏡男子賞 灰咲千尋 『熱帯夜』 謎の酔っぱらい賞 ささやか 『素晴らしき結婚』 ソーヤ賞 イトリトーコ 『クジラの心臓』 あいこ賞 げえる 『襲来日和』 事実上の 第九回本物川小説大賞 平成30年9月21日~10月31日 →第一回はるかな川小説大賞 本山らの Presents 第八回本山川小説大賞 平成30年7月25日~9月9日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 ロッキン神経痛 Presents 第七回本物川小説大賞 平成29年11月4日~12月24日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第六回本物川小説大賞 平成28年11月18日~12月31日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第五回本物川小説大賞 平成28年7月29日~8月31日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第四回本物川小説大賞 平成28年4月23日~5月31日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第三回本物川小説大賞 平成28年3月1日~4月15日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第二回本物川小説大賞 平成27年12月1日~12月25日 開催地: 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』 第一回本物川小説大賞 平成27年6月25日~8月9日 開催地:[[]] 選考結果及び全作講評 著者名 作品名 大賞 『』 金賞 『』 銀賞 『』 銀賞 『』